こんなニュースがありました。
たまたま、ミクシーと楽天でお付き合いされていただいている方が
申し合わせたように書かれていましたので私も書かねばなるまい。
「宗教介入だ」仏教界困った イオンの葬儀サービスが「お布施」に目安
~~~~~以下引用~~~~~
流通大手のイオンが、自ら手がける葬儀紹介サービスの中で
「布施(ふせ)の価格目安」を打ち出したところ、仏教界が
「布施に定価はない」と反発している。
戒名(かいみよう)料などを渡す際に、寺から
「お気持ちで結構です」と言われて、悩んだ人は多いはず。
そんな声を受けて打ち出された価格目安だったが、寺側は
「企業による宗教行為への介入だ」と受け止めている。
この事業に困惑しているのが、全国の伝統仏教宗派で
組織する全日本仏教会。理事会などで「営利企業が、
目安と言いながらも、布施の料金体系化をはかっていいのか」
などといった声が出されたという。
全日本仏教会の戸松義晴事務総長は「布施をどう考えていいか
分からないという声があるのは承知している」としながらも、
「布施は言われて出すものではなく、出す人が額などを
決めるもので極めて宗教的な行為。価格を決めて商品のように
扱うのはいかがなものか」と指摘する。
全日本仏教会では現在、各宗派にイオンの事業に対する見解を
寄せるように通知している。それらをとりまとめた上で、
状況によってはイオンに申し入れなどをするという。
2010.7.2 産経ニュース
~~~~~以上引用~~~~~
実は全日本仏教界が何故反発しているのかよくわかりません!
大企業とはいえ、一企業が
お布施の目安を出した程度で騒ぐんですかね?
何か問題でも?
最近聞いた話ですが、法事で若いお坊さんが作法について話したら
年配の方がそれを聞いて
「そんな話聞いたことない」
といわれたそうです。それを聞いた若いお坊さんは、あわてず
「人生はせいぜい八十年の生涯です。それに対し、
真言宗は1200年も前からこうしています」
といわれたそうです。
坊主は若くても、1200年、2500年の歴史を
背負っているということです。
ちなみにイオンの歴史は
1758年 岡田惣左衛門が太物・小間物商「篠原屋」を
現在の三重県四日市市で創業した。
当院は
室町時代の永正年間(1504~1520)眉山の北麓蛇谷に、
土地の豪族小倉佐助一族により建立。
真言宗は
弘法大師は、816年(弘仁7年)に高野山金剛峯寺を
修禅の道場として開創。
仏教は
紀元前5世紀頃にお釈迦様が現在のインド北部で提唱。
イオンは企業としては異常に長命ですが、
それでも200年の歴史。
それに対し
当院は500年。
真言宗は1200年。
仏教は2500年。
歴史の風雪に耐えた期間の長さが違います。
お布施の金額など、「個人の気持ち」なら
一企業が目安を出したっていいでしょう。
むしろ問題なのは、その程度で騒ぐ仏教界の体質。
頼むから、法灯をきちんと守ってくれ!
ちなみに、本当に宗教に介入しているのは、政府です!
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