田中文部大臣が大学不認可の決定を出したことが批判の
対象になっていましたが、撤回してしまいましたね(*^_^*)
賛否両論あったみたいですが、私は基本的に、
大学を増やすことには反対です。
日本の大学が780校と聞くとちょっとビックリ!
国立 86校 公立 95校 私立 599校
ちなみに私が大学受験した年は446校
国立 93校 公立 34校 私立 319校
おお~国立大学は私の頃のほうが入りやすかった?(*^_^*)
しかし、公立大学は3倍、私立は2倍
大学進学率は1989年に24.7%が
2009年には50.2%(@_@;)
(私の時代の統計ないんですよね(*^_^*)
大学入学者のほうが大学入学しない人間より多いのか(@_@;)
私の時代は中学卒業時点で約1割が就職。
高校でも大学進学組は4分の1程度。
就職組のほうが多かったので隔世の感がありますね。
実際、ある方から
「最近は大学を卒業していないと使い物にならん」
という話を聞いてビックリ(@_@;)
私は高卒なんですけどね(*^_^*)
しかし、これは親にとっては悩みの種(*^_^*)
以前
『受験地獄ー怖いものがある』という日記を書きました。
~~~~~以下引用~~~~~
昔なら田舎で出来が良くて、
地方国立大学へ行くにも、下宿しないといけないところに
住んでいたなら思い切って旧帝大系へ行くという
選択肢がありました。
学費が年間20万ぐらいの時代なら、なんとか工面して、
多少仕送りもして、生活費は自分でまかなってもらって
旧帝大系を卒業することができたはずですが・・・
しかし、国立大学でも4年間で250万ぐらい
必要となると・・・年間60万超・・・
ローンで一番安いクラウンが買えそう!
しかも生活費を月5万仕送りしたとしても・・・4年で240万
合わせると中ベンツ?が買える!
~~~~~以下引用~~~~~
国立大学でもこの程度。
私立大学となると、文系でも毎年100万~150万
理系なら150万~200万。
下宿代を5万送ると60万、10万なら120万。
つまり文系でも160万~270万/年間
理系でも210万~320万/年間(@_@;)
高い・高すぎる。
毎年新車が買えますね(*^_^*)
国公立大(自宅) 250万円
国公立大(県外) 500万円~560万円
私立文系(自宅) 400万円~600万円
私立理系(自宅) 600万円~800万円
私立文系(県外) 640万円~880万円
私立理系(県外) 840万円~1080万円
こうやって並べると、あまりのすざましさに
声を失います(;一_一)
さて、ではこれだけの投資をして元が取れるのか?
私の時代なら、いくらボロでも「大学」と名がついている
学校を卒業したら、それなりに就職できたはずです。
ですから、お金を掛けて時間を掛けて大学に
行く価値がありました。
しかし、今はどうなんだろう?
なかなか就職が難しいようです。
裏口入社のススメ
悲惨なのは理系。
高額な学費を払って卒業しても、技術者は大卒ではなく
大学院卒でないと取らない企業も増えているとか?
実際、大学に進学しても就職が無いので、進学先を工業高校に
する人が増えているようです。
中間技術職?の需要はかなりあるらしく、就職で苦戦している
普通科高校や商業高校をしり目に、工業高校は就職は
好調だそうで、それなりの大企業からも求人があるとか。
二流大学しか行けそうもないなら、高卒で就職を狙うのも
良いのではないでしょうか?
高校を卒業する子供に
「500万円」と「大学進学」どっちがいい?
と聞いた方が良いかもしれませんね(*^_^*)