明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
特にコメント頂いた方ありがとうございました。
私の個人的主観に基づく戯言にわざわざ書き込みいただくのは
本当にありがたいです。
おかげ様で何とかこのブログを維持できております。
さて、毎年年末は年賀状に追われております。
年頭に頂いた年賀状を改めて見ると、
「この人はこんなことがあったんだ」と
1年遅れで気づいております(*^_^*)
その中で1枚いつも気にしている年賀状があります。
それは私の大学時代の同級生のH君です。
彼とはちょうど18歳、私がまだ若かったころに知り合いました。
彼はそれほど勉強ができるわけでもなく、特別な才能が
あるわけでもなくどちらかというと印象が薄いイメージでした。
しかし、彼はその後努力し、卒業後は某自動車会社に入社します。
最近は子供や孫を入れたい会社のトップになっている某企業ですが
当時は鎌田慧の自動車絶望工場に描かれたような世界。
それほどうらやましいとは思いませんでした。
ただ、大卒の学歴が大きかったのか、工員は三交代で
24時間仕事する町にあって、夜勤を経験していないという話を
聞きました。
彼は20代で結婚し、子供を5人作り、マンションを買い
一戸建てを取得し、子供を成人させ、現在も趣味のマラソンで
全国を走り回るという絵にかいたような成功者。
これからも定年を迎えて、孫に囲まれながら充実した
年金生活が待っているでしょう。
思うに彼は努力家だったのでしょう。
いつも忙しそうにして、会う時も
「何時から何時までは空いているのでその時間に会える」
という時間指定が印象的。
いつも暇人で、空いていない時間を捜すほうが難しいという
私とは対照的。
聞いたことは無いですが、彼のほうが私より収入は多いだろうし
資産に至っては大差がついていることは間違いない。
彼の家はそれほど裕福には見えなかったし、お兄さんは高校から
働いていたはずですから、まさに努力で道を切り開いてきたと
思われます。
一生懸命努力して大学から一流企業に進み結婚し、子供を育て
家を手に入れて、趣味も充実という姿は、世の親御さんから
見たら理想的な姿に見えますね(*^_^*)
一方、私はどうなんだろう?
大学まで行かせてもらいながらやめてしまい、
いくつもの職場を転々とし、住むところも無い時代や無収入の
時期もあったけど、運よく三人文殊寺に入ることが出来たのに
トラブルを起こしまくる(ーー;)
努力もなしに、何事も中途半端で困難を運で乗り切る
というスタイルは反面教師に最適かも(ーー;)
一歩一歩階段を登り、気づけば高層ビルの高い所まで来ている
H君に対し雑居ビルをエレベータで登り、その屋上から
ハンググライダーで滑空する私では比較にならんわな(*^_^*)
18歳の時点では差が無かったはずなのに、人から見て
いつしか大きな差になってしまったような気がする。
仮に18歳まで時間を巻き戻したらどうだろう?
H君は多分同じようにそれなりの企業に入れるだろう。
私も時間を巻き戻したら、ドロップアウトせずに
たぶん同じくらいの企業には入れる。
18歳の私と現在の私ではそれくらい大きな差がある。
彼はそのまま、同じように結婚して子供を作り、家を買って
趣味を楽しむ生活を得るだろう。
しかし、私は彼と同じように一企業で人生を
全うすることは絶対無い。
人にも言われることですが、やる気にムラがありすぎる。
普段はやる気が無いので、結果的に暇が多い。
実はやることはあるのだが、やっていないのだ(ーー;)
一方、やる気が出た時はもの凄い集中力を発揮して
まるで別人のようになる。
こういう人間は、あまり企業には向きませんね(*^_^*)
ただ、まだこれから人生ありますよ。
三人文殊のハンググライダー彼のいる高層ビルより
遥かに高い所を飛ぶ日が来るかもしれない。
ということをこの歳になっても言うところが
私らしいかもしれません(*^_^*)