父ちゃんの開拓物語

数年ぶりの更新だと思うので近況を。

孫が4人。長男のところに男の子。長女のところに女の子の双子と、男の子。
たまたまだけれど、長男の家も長女の家も、新築しそれぞれ先月引っ越しをした。両家とも我が家から車で1時間半くらい。

ローンで家を建てるという感覚が僕には理解できないけれど、まあ、どちらも今風の立派な家だ。

僕の手作りのすきま風だらけの我が家で育った二人は、小学生のころから「普通の家に住みたい」と言っていたので（笑）無事、夢がかなったわけだ。

どちらもとっても仲の良い家族なので、それが何よりである。

次男は、大手企業に就職し、宮崎にいる。相変わらず休みには車やバイクをいじっているようだ。彼女の話はまだ聞かない。

次女は東北大の大学院に進学した。私の扶養からもはなれ、自活している。（私は授業料くらいは払っているけど）また、留学をもくろんでいるようだ。僕は母親に糸の切れた凧と言われたが、（笑）彼女は立派な翼を持っている。まさにトンビが鷹だ。


僕は相変わらず臨時の先生として小学校に行っている。2年前は1年間だけメンタル壊しそうな思いをしたけれど、たぶん、それが、今の教育現場のスタンダードで、僕はその1年以外、例外的に恵まれた学校ばかりにあたってきたのだと思う。（ああ、そういえば、10数年前にも1度、1対1の自閉・情緒学級の担任でストレスで体重が10㎏増えたことがあった。）それにしても、20年近い経験の中で2年だから、かなり恵まれていると思う。で、気が付けば58歳。普通の人なら早期退職しても全然おかしくない年齢までこぎつけた。採用試験に通らなかったのは今でも納得いかないし悔しい思いもするけれど、貧乏のどん底からこの仕事のおかげで、子育てを無事終えることができたことは感謝しかない。今も、特に低学年の子にとってはおじいさん的存在ながら、楽しく仕事をさせてもらっている。声のかかる限り続けていきたいと思っている。

田畑はすべて返却し、我が家の建つ持ち山のみとなったが、こつこつ果樹を植えていっている。なんせ1haある。いろんな活用ができるはずだ。農機具もほとんど処分したが、ユンボは残してある。

老夫婦の田舎暮らし。家賃もいらん。月に10万円もあれば十分。そう考えると、何年か後、学校辞めてからも、どう暮らそうか、考えるのが楽しくなってくる。

そんなこんなで、のんきに暮らしている。最近は歌とブルースハープにはまり、下手糞ながらセッションにも参加させてもらっている。高校時代一緒にバンドやっていた仲間が広島でプロとして活躍していて、そのつてで、顔を出させてもらっている。このことについてはまた別に書こうと思う。

マラソンは、このコロナ禍で次々と大会が中止になり、走っていない。せめてハーフを完走できる力は維持しておきたいとおもってはいるのだが。。

以上、近況でした。