父ちゃん

ここのところ非常に気持ちの整理がついていなく、先日はその流れで日記を書いたのですが、一夜明けてみてみたらナンとひどい内容かということを、自分で書いたのに見るのが嫌になり削除してしまいました。

なんか出来ないことや、うまくいかないことを変な理屈つけて正当化したいんだ・・・なんてインチキな内容でしたね（でしたねって自分で書いておいて・・・）。

そんなこんなで、今日はお客様からの依頼で車椅子用昇降機の設置について、メーカーさんを連れて工場の担当者のもとを訪れた。

なんで私が福祉機器を？とお考えになるのも当然ですが（当の本人も不思議です）、こちらの工場へ工場見学に来られる方たちの中には健常者だけとは限らない為、今回検討されていると言うことなのですが・・・

担当者さん曰く私を呼んで、「インターネットで調べたらこういう製品があったから業者さんと連絡取っといて」

僕からすれば直接やったほうがいいと思うのだが、相談されたのでそのメーカーへ問い合わせた。

福祉機器を扱っている国内最大のメーカーで、正直多少の気後れもあるが、そこはそれ、ユーザーさんの名前を出せば、皆さんコロっと態度も変わる＾＾（現実）。

現調させていただきたいとの希望で、私がメーカーさんを迎えに行き、工場へ案内したのですが、車の中でその方が話の流れで「どうやって出入りできたのですか」の質問に、「最初機械の修理で入ったんですけど、最近は何でも相談されるようになりまして、今回の車椅子昇降機のご依頼になったんです」

その方曰く「一つの仕事で信頼されると、仕事は横に広がり理想的な形ですよね」といかにも苦労人上がりの話し方である。

事務所で打ち合わせも終わり、メーカーの方を送っているときの道中で「ヨシキさんいいお客様を持っておられます。今後ともうちを好きなように使ってください」

使ってください・・・と言われても僕自身は使う使われると言うよりも、協力をお願いいたします。と言う気持ちでいっぱいです（だって福祉機器のこと知らないのだから）。

駅に着き車を降りて見送ろうとドアを開けたら「いえ！ここで結構です。本日は貴重な時間をありがとうございました」といいながら頭を深く下げお礼を言われながら、僕も負けないくらい頭を深く下げていた。

駅に止まっていたタクシーの運転手の皆さんは、ナンだァ？見たいな感じで笑っていたが、自分は全然気にならない。

一人戻る車の中で最近の自分の気持ちを整理し始めた。

自分は何屋なのか？一言で説明できないことに苛立ちを覚え、お客様にも協力していただく人たちにも、どこか自信をもてないことに不安が募りいたずらに周りが気になりだしていた。

今日メーカーの方が言っていた「一つの仕事で信頼されるから様々なことがお願いできるんですよ」

ありがとうございます。この一言がいただけたのも、今回の福祉機器の依頼を受けたからであります。

やっぱり仕事でも何でも、人と触れ合うのはすばらしい。自分が気がつかない様々なヒントや勇気をいただける。

健康で働ける毎日に感謝です＾＾。

今後は、何屋ですか？ときかれたら、「お客様に喜んでいただける総合商社」・・・なんて名乗りましょうか＾＾。

とりあえず今週末に久しぶりに僕の好きなお店に行って見ようかな。

そこで女の子に聞かれたら、こう答えよう。

「ヨシキさんってお仕事何してらっしゃるの？」
「うん。僕はあなたを喜ばせることが仕事です」

これは・・・どうだろうな～・・・今考えたんだけど、喜んでくれるかな～？？？

これじゃ～ますます何屋だかわからなくなっちゃうな～。。。