|
カテゴリ:高気密・高断熱住宅
高気密・高断熱住宅のお話。 一般的な話として、障子・ふすまは暖かいと建具屋さんは申します。 紙 1枚で冷えた部分とうまく縁を切ってくれるからでしょうか。
実際の住宅ではどうでしょうか? たとえば、カーテン。 カーテンの”ひだ”は、窓越しの冷気を和らげるため、と聞いたことがありますが、 実際は窓下から冷気(コールドドラフト)が降りてきますよね。 これがまた結構気になる。
これが障子だったらどうでしょうか? 障子は鴨居溝、敷居溝にはまっているため、カーテンに比べて隙間がありませんので、 冷気(コールドドラフト)は感じませんよね。 また、紙の性質が冷気を止めることに、一役買っていること。 障子紙とサッシとの間が対流をおこさない、微妙な距離である為だと思われます。
もし高気密・高断熱住宅の断熱サッシと障子を組み合わせたならば、 数値化はしにくいですが、断熱サッシ+トリプルガラス (ペアガラスより上位グレード・3重ガラス)または、 外窓・一般アルミサッシ+内窓用樹脂サッシを使ったくらいの効果が あるかも知れません。
「高気密・高断熱住宅と紙を使った建具は大の仲良しだ」 という話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.15 21:02:16
コメント(0) | コメントを書く
[高気密・高断熱住宅] カテゴリの最新記事
|