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2009.01.17
カテゴリ：建築士・職人の想い
最近のご時世でしょうか、大手塗装系訪問業者がやってきた。 我が家のご近所を回っているらしい。 最近、訪販はそう珍しい話でないので、聞いてみることにする。
なにやら紙と太マジックを取り出して「足場」と書き出す。 業者「うちは、足場代を無料でやらせていただいてます。」 僕 「？？？」 解説(同じ建設業者として言わせてもらえば、通常、タダはありえません。 見積書は0円でも、塗装単価に上乗せされていると思われる。 外壁塗り替え工事における足場代金は大きな要素となります。 単なる素人さん相手の営業トークです。）
僕「へぇ～。じゃ、塗装単価は？」 業者「会社に帰ってからでないと分かりません」 僕「？？？ （自分の商品の値段も知らないで、何しに来たの？）」 って感じの話。
率直、建設のプロとしての自覚に欠けていると感じた。 第一、正直でないじゃん。 また、そんな彼・会社に引っかかるお客様も気の毒と感じた。 この業者の言葉のウラ・手口をこのブログに載せると激しい中傷になるので、 内容の詳しくは僕に直接聞いて下さい。
ここからは、僕の持論。 私共、地域密着型の工務店は、｢地域の家守り」であるべきと自負しております。 その条件として、 すべてはお客様のために、プロとして 1.見積書が正直であること。 職人は自身の責任が持てる仕事をするための見積書を書く。 よって、大幅値引き前提の見積書を書くことがない。 2.自分の仕事に責任を持っていること。 自分の看板が汚れるような行為はしません。 3.仕事に関して相当の知識を持つ。 何を聞かれても答えられること。
つまり、常に自分に、仕事に正直でなければ｢地域の家守り」として、 地域の皆様の支持を得られないってことなんですね。
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Last updated
2009.01.19 06:43:29
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