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私は父と車で家に向かって走っていた。
今日は気温が上がり雪が一気に溶けて霧が出ていた。 本当に深い霧が出ていた。 「父さん、霧深いな。」 「・・・そうだな。」 対向車が来る。眩しいライト、思わず目をつぶる。 「それにしても本当に霧深いな。ライトで白く見えるよ。」 「・・・そうだな。」 家につく50M手前のカーブミラーで突然父が車を止めた。 父が言った。 「・・・・・けむりだ。」 言うと同時にエンジンが落ちた。 強引にエンジンをかけ直す。 『ヴォゥヴォンボォンボンヴォン』漫画でよく出る擬音語を初めて耳で聞いた。 「どうする?」 「行く。」 煙を出しながら異常な音を出しながら車は走る走る。 車内には何やら臭いがするのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.17 23:21:24
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