この前、平標山行ったよね。
その次の日には水上で利根川を下ったんだけども、それは別の話として。
時間に余裕があったから、谷川岳の一ノ倉を見に行ったんだ。
谷川?一ノ倉?なにそれっていう人もいると思う。
が、説明するの面倒だから自分で調べてほしい。
あるいは、このブログの過去の記事に谷川岳の報告がある。それを見てほしい。
これ。
以前アルパインでここを訪れたのは、2年前の9月。
それ以降、僕はアルパインからは手を引いた。
それはなぜか?
いや、別にそうそう深い理由もあるわけではないが。
ただクライミングに関してこれが俺は嫌いなんだ!!と間違いなく思うことを言うと、岩壁にへばりついている時の孤独感というか、むしろどうにもならなく取り残されたような絶望感がたまらなく嫌なのだ。
下ることなどできない、登るしかない。だが登れない。だが下れない。どうにもならない。そして私は岩にへばりつき一人。
なんだ下らないと思う人もいるかもしれないけども、僕には耐えられません><
というわけで、そもそも岩にたいした魅力を感じないという根本的な理由も合わさって、岩にはいかなくなった。
そして月日は流れ。
先日、再び一ノ倉沢にあいまみえたのである。
※手前に立ってる3人は偶然一ノ倉を見に来てた人たちです。一ノ倉の迫力を伝えるため、比較対象として映ってもらいました。
全身で感じる負のオーラ。
これこそが。今まで幾人もの命を飲みこんだ、魔の山、谷川岳。
俺、よくぞ、こーんなところに行ったよなぁって思う。心から。
うん。心から。
そして、いい経験だったと思う。いろんなことに謝謝。