ライブドア証券にブーイングの嵐
ライブドア社の中核企業となっているライブドア証券が初幹事を行なった名証セントレックスに上場したエフェクター細胞研究所。上場日に初値がつかなかったのは、ビジネスワン以来(2003年2月)。理由として挙げられるのは、IPO(新規公開株)なら必ず儲かるという風潮が世間にあったことが第一点。期待のベンチャー企業(同研究所は東大名誉教授が99年設立した、がん治療やアレルギーなどに対する特効薬開発を目指す企業)だったことが第二点。そして個人投資家の需要が多かったために19500株の比較的大きい株数にもかかわらず、38万円と設定したことが今回のブーイングにもなっている。同証券に口座を開き、一定のサービスに申し込めば、新規上場銘柄の株が当選する確率が「5倍」になると宣伝して顧客を集めていただけに、顧客らからは「投資家に迷惑かけっぱなし」などの声も出ているそうだ。http://stock.livedoor.com/cgi-bin/ld/quote?r=3m&c=4753&p=