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ユンタ(^-^)の気付き日記

ユンタ(^-^)の気付き日記

陰陽の四季

今日は季節(一年間)の流れ全体で陰陽を考えてみたいと思います。


陰が存在するところにはいいバランスで陽が存在しているものなんです。
それが崩れているとなんか調子悪い、変・・・みたいな状態といったところでしょうか?

春は今までの寒い陰性の季節からやっと温かい季節を迎えて芽吹くとき。
雪、氷も少しずつ溶け出し、
芽吹くエネルギーは地面から天に向かってぐんぐんと上っていきます。
下から上に向かっていくエネルギーは陰性なんです。
まっすぐうえに伸びれば伸びるほど陰が強いんです。
そしてスッと一直線であればあるほど陰が強いんです。
さらに言えば成長が早いものほど陰が強いんです。
そういった植物が春から芽吹きやすいですよね。
それは春の陽性の氣とバランスをとって生まれてくるものなんですね。

そして夏になるともっと大気の陽の氣は勢いを増しますね。
そしてそれに対応するようにして
陰性のエネルギーを持った自然の植物が育ちます。
だから南国の作物はまっすぐ天に向かって
高く高くそびえるように育ちますよね。
そしてとってもジューシー!
それは動物の火照った身体を冷やすのに
とっても都合がいいんですね。
うまい具合に動かない陰性の植物と
動く陽性の動物のバランスも取れているんです。

秋になると陽の氣はだんだんとかげってきて
大気は陰性のエネルギーを呈してきます。
植物は次の世代に命をつなぐためにエネルギーを凝縮して
芽吹くことが出来るだけのすべての要素を種子、果実として固めます。

そのためこんどは取れる作物は夏のものよりは陽性を呈してきます。
硬く、小さく凝縮されていくものというのは陽性です。
(でも果実は、特にくだものは陰性が強いものが多いので
人によっては注意が必要ですが・・・)

冬になるともっと陰性の氣が強くなり寒くなってきます。
植物は種子となったり、地下に眠っている形をとったり(陽)しながら外の寒さ(陰)をしのぎます。
そしてそういう地面にある根菜類、根茎類というのは
とても身体を温めるミネラルが豊富に含まれており
しかも身体の中の絞り出す力を強く持っています。
・・・身体を冷やす余分な水分を絞る力はここから出てきます。
そしてこれらは身体を温めるのに必要なものとなっています。
大地のエネルギーですよね。
保存食として塩を利かせた漬物があったり、
太陽の陽のエネルギーをいっぱい取り入れた乾物などもありますね。
動物性のタンパクを摂取すると身体が温まるのもこの時期が一番わかるでしょうね。


・・・そして季節はまた春へと移り行き。。。

秋、冬の間に寒さを耐え忍ぶために取り入れてきたミネラル・脂肪など
使い古しの汚れたものを排出するために
苦味、緑の濃いもの(陰性)の要素を持った植物が
また芽生えてくるというサイクルが始まります。



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