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ユンタ(^-^)の気付き日記

ユンタ(^-^)の気付き日記

その1

仕事をしながらふと思いました。

そういえば最近、朝のコンディショニング調整ではしっかりと腹式呼吸するけれども
仕事中はゆったりした呼吸してないなぁ。。。
やってみようっと。。。

あぁ、なんて気持ちが良くって楽なんでしょう。
肩に力が入っていたのかもしれません。
いろんな人と接しているんですから
自分がニュートラルになっておかないといけませんよね。
ついついいろんなお節介をしようとしていたのかもしれません。

お節介というとまだ聞こえはいいのですがもっと言うと
「この人を何とかしてあげたい」という自分のおごりなんでしょうけれどもね。

施術家がどうしても陥りやすい性なんですけれども
まぁその気持ちの強さを今は自分のバロメーターとしています。

自分がストレスを強く感じているときはどうしてもクライアントさんに
「つらいんだろうなぁ」って同情したりしがちになったり
いつの間にか感情移入して自分の感情とオンラインしてしまって
勝手にクライアントさんの問題を自分の生活のように感じて
頭の中でストーリーを考えてしまったり。。。

するとクライアントさんと考え方も生活も違うわけだから
問題にしている事柄もちがってくるのに
無意識に自分の問題を開放しようとしたりすることになっちゃいますね。

ニュートラルな考えになってないですよね(笑)

そういうことから遠ざかるためにも深い呼吸をすることはとっても大切ですよね。

「たかが呼吸、されど呼吸」です。

いろんな方が読んでいらっしゃると勝手にタカをくくって
ここで呼吸について自分なりに解説してみましょう!!!


深い呼吸をするとなぜ気持ちがゆったりするのでしょうか?

・脳というのは身体の器官の中で単位面積あたりの酸素消費量が一番多いところで
す。
脳がストレスを感じている状態では、感情がひとところから動けず
渋滞しているような感じに捉えてもらったら理解しやすいでしょうか?

すると普通なら自動車くらいの処理能力があるのに
「歩いたほうが早い」状態みたいになってるんですね。
この流れを良くするために酸素をしっかりとってあげて
冷静に脳が働きやすいようにしてあげることが大切なんです。

よく「あくびをするのは脳が酸素を要求しているからだ」といいますが、
これも脳が疲れているのを回復するためにはとっても大切な生理現象ですよね。
だからあくびがしたくなったらどんどん人前でもあくびをしましょう。
でも、場所を考えないといけない方もいらっしゃるでしょうけれどもね。

・また、深い呼吸をすることは横隔膜を大きく使うことになります。
横隔膜というのは肋骨(あばらぼね)のかごが肺、心臓などのある部屋と
胃、腸、肝臓、膵臓・・・などの消火器系などのある部屋とを分けている膜ですが
ここを貫いて大動脈、大静脈だったりが走っています。

深い呼吸をするとこれらにも横隔膜の動きを通して刺激が当然加わりますから
血流なども高率アップするわけですね。
特に心臓より下にある身体のパーツではもらった血液を
心臓のほうに送り返さないといけませんが
重力に逆らっているわけですから
身体を動かして筋肉の収縮力で血液を心臓に送り返す
という動きと同じようにとっても大切なことなんですね。

また、同じような考え方で
深い呼吸をすれば横隔膜から下にあるいろんな内臓のある部屋(腹腔)にも
容量の収縮作用が働きますから
揉んでほぐしているような働きをすることになりますよね。
ですから各部の老廃物と新鮮なものとの交換も促されますし
こわばった組織にも刺激が入っていきます。
イメージしてもなんか良さそうって思いますよね。

・また、横隔膜には腰を動かす上でとても大切な(どれも大切なんですけれどもね)
大腰筋という筋肉が付着していますし
(最近よくテレビの健康番組とかでも出ているそうです)
腰椎にも付着しているちょっと特異な筋肉なんです。
これだけいろんなところにくっついていて
呼吸をするところと消化をするところを分けている
大変化ポイントだったりするわけですから
この横隔膜が深い呼吸をして大きな動きをしないということは
身体全体を使った流れるようなスムーズな動きが制限される
ということになってしまうわけですね。

そして、横隔膜の筋力の低下は
腹腔の内臓を支えている力の低下を意味するので内臓下垂を招きます。
便秘とかも関係してきますよね。
だから横隔膜をしっかり働くようにすると内蔵まで喜ぶんです。

人間は脳で物を考えますが、生物の進化から考えると腸でも物を考えるといわれてい
ます。
腸がしっかり働くと、考えまで活発になってくるということですね。


・・・まだまだいっぱい理由はあるかもしれませんが
これだけでもすごい!!!って思ってもらえたんじゃないでしょうか?

何の道具も要らない
仕事しながらでも、意識さえすれば時間も場所も気にせずできますもんね。
いつもやっているといつの間にか自然と普通の呼吸が腹式呼吸になるといわれます。

みんなでやってみましょうか?

基本形は

鼻から息をゆっくり吸って
おなかに空気を入れるようなつもりで膨らませて
息をはくときには口を少し尖らせてろうそくの火を消すようにして
吸った時間よりも長く時間をかけて吐きます。
吐くときにおなかもへこむような感じでしてみましょう。

いろいろありますが、これだけ守るだけでもずいぶん違います。


僕も仕事しながら深い呼吸の再開です(笑)


ちょっとマニアックだったでしょうか?

お役立ちだったらうれしいなぁ・・・。



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