先日の京都の高校時代のミニミニ同窓会…
実は二人だけの同窓会となりました。
今は松戸に在住の友達から、私が電車に乗っている時
メールがあり、ご主人がひどい腹痛でこれから病院に
向かう…というのです。
楽しみにしていたのに、がっかりしていました。
家族が健康でないと、遊ぶこともままならない私達ですね。
幸い、MRI 検査では異常がなかったようです。(筋肉痛?)
待ち合わせ場所の東京駅の大丸に行きました。
小一時間早く付き、洋服やバッグ、アクセサリーなどを
見て回りました。
リニューアルされて、すっかりオサレな感じになっていましたが
ほしいものは見つかりませんでした。
ま、値段もかわいくないしね~
待ち合わせ時間が近づいたので、一階の菓子売り場
案内所付近にいるとすぐ後ろから声がしました。
京都から毎年今頃になると仕事で東京に来る
高校時代の友達です。
彼女とは2年ぶりでした。彼女の仕事の都合で
去年は会う時間がなくて…
すぐに13階のレストラン街に…
私もネットを見て知っていたのですが、そこは京都の店が
並んでいるのです。
東京に来てまで京都??って思ったんですが
友達はいいというので…
結局、肉は重いし、普通の和食じゃつまらないし…って事で
『 京のぶぶづけ処 近爲(きんため) 』 と言うところへ…
私はあまり漬物は好きなほうではないんですけど、
ここのはおいしかったです~
そして御飯がうまい!
テーブルの真ん中に茶釜があってその中にお湯が…(電磁波だね)
小さい急須にお茶が入っていてその茶釜の
お湯をひしゃくで注いで、たくさんある漬物をいれ
茶漬けを作ってたべるのですよ。
ぎんだらの焼き物がおいしかったですよ。
あと湯葉もちょっとあったなぁ。
なんだか、あっさりしてて良かったです~
私だけビール(チョイ大きめのグラス)飲みましたけど…。
飲まない人とだと、すぐに食事がすんでしまうので
コーヒーとスイーツを…と意見はまとまり、
「ここね、イノダがあるのよ。」というと
「そこに行こう」ということになり
京都で有名な老舗のコーヒー店イノダコーヒが
なんとこのデパートの8階にあったのでした。
行ってみると、お~~やっぱりレトロな雰囲気です…。
でも入ると
「すみません、8時までなのですがよろしいですか?」
とお兄さんがおしゃるのです。
あと30分か~。
彼女が乗る新幹線は9時10分発なのでもう少し
ゆっくりしたいな~と思いましたが、また探すのも
なんなので、入りました。
なんだかお腹がいっぱいでケーキも食べられそうにないので
ふたりともカフェオレを頼みました。
お、昔懐かしい、ミルクコーヒーの感じがうれしい…
イノダコーヒ…むか~し、京都の高校時代
友達と始めていったイノダコーヒ店本店…
噴水があったり、彫刻があったり…、
まるで別世界…ほんとにびっくりしました。
東京に戻ってからも、そこが有名な
京都の老舗のコーヒー店
であることを知りました。
当時はまったくの子娘だったから
やけにもったいぶった店だなぁ~と思っていたような
気もします(笑)
結局、8時でイノダを出された後、もう食べ物も飲み物も
いらない…という二人の意見が一致して
どこかロピーのようなところで話したいね、
と、うろうろしていたら、なんだかわからないんですが
ホテルのようなビルの一階の花屋さんの前のところに
近代的なベンチがあって、ひとりですわてる人もいて…
そこでちょっとおしゃべりしました。
彼女は、もうかなり若いころに旦那様を病気で亡くされ
それから女で一つで3人のお子さんを育てられました。
この間長女の方が赤ちゃんを産んだそうで…
切迫流産の危険性があってずっとお世話したそうで…
仕事をしながら、大変でしたよね。
赤ちゃんが生まれてからも大変で自分の体力のなさを
つくづく感じたとか…。母親って娘にとっては元気でいること
が必要ね…と話していました。
一番下の男の子さんは、何年か前、はじめて書いた小説が
評判が良く、いきなり芥川賞候補になりました。
最近、やっと2作目ができたらしく…
友達のお子さんが芥川賞候補なんてちょっと
ワクワクでしたよ~。
次回作読むのが楽しみです。
もうちょっとお話ししたかったなぁ
アートの話とか…
また、彼女は旅行が好きなので
よくユースホステルを使ってひとり旅をしているのです。
今回も東京に来る前にどこかに寄ってきたみたい。
なんだか自分のフラメンコの話をしちゃって時間が…
あとから、メールで
「いつも、会うと元気をもらえる」と言ってくれた。
そう言ってくれてうれしかった~!
高校時代から、私にとって
お姉さんのような、お母さんのような存在だった彼女…
頭がとてもよかった、勉強もできた。
「あんたはなんにもしないでいいから…」と
うちに遊びに来た時、林檎をむこうとするわたしから
「あぶないから…」と言ってみかねて、ナイフを
とりあげ、器用に林檎を剥いてくれた彼女を思い出す。
今回のお茶漬け屋でも茶釜のお湯をひしゃくで
私の急須にさっさと注いでくれた…(笑)
今もクラス会の幹事をやってくれているし…。
…これからもお世話になります。
2年後にクラス会があるらしく、その時には
ついに私も京都に行けそうな気がします!
また来年彼女が東京に来る時
今回こられなかった松戸の友達と3人で会えるといいな。
松戸の彼女とは近いうち会おうね。