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2019.07.20
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カテゴリ:映画

今日は近所の芸術劇場のシネマスタジオに
「教誨師」​を観に行ってきました。
ネタバレありです。

ひとことで言って役者さんの凄さを見たと言う感じです。
期待以上のものがありました。

死刑を宣告された受刑者6人ひとりひとりと
牧師であるひとりの教誨師との会話ですすんでいくのですが
前半、閉鎖的な室内でのやり取りに息苦しさを覚え、
少し不安になりましたが、そのうちどんどん
引き込まれていきました。

死刑囚のひとり、ホームレスの老人役の五頭兵夫(ごずたけお)さんの
演技に舌を巻きました。
演技・・・してるとは思えないんです。あまりに自然で
そして死刑を宣告されているんだから、よほどのひどい罪を
犯しているに違いないのに(彼の罪は明かされなかった)、
親近感を持ってしまうのはなぜか・・・

また、一番若い死刑囚は
「あ~もしかしてあの大量殺人事件の犯人がモデルかな?」と
思いました。
彼は社会的には間違っていないと思いこんでいるのです。
でも絶対にそれは違う、間違っているとわからせることは
不可能なのだ・・・と思ってしまいました。

教誨師は死刑執行にも立ちあうのかとびっくりしましたが
実際映画のように、最後に言葉をかけているのでしょうか?
そのシーンは見ている方も緊張しました。

大阪弁のおしゃべりなおばさん、烏丸せつこさん、
なんとか死刑執行を延期させようと画策する元やくざ役の光石研さんは、
さすがの安定した演技でした。笑いを誘ったり・・・

ストーカーの果てに女性と女性の家族を手にかけてしまった
死刑囚の役をやった古館寛治さん、最初はしゃべらなかったのですが
だんだん、心を開いて、でも改心するのではなく
被害者(霊)が謝ってくれたと喜ぶ
その演技力には恐怖さえ覚えました。

大杉蓮さんプロデュースの最初で最後の作品。
本当は「教誨師」2、3を作り、3部作にしたかったようです。
残念です。
大杉さんのマネージャーのお父さんが教誨師を
していたそうですね。その方は僧侶だったそうですが。

この作品も、観に行ってよかった、
後からジワジワ来る作品でした。








最終更新日  2019.07.20 22:34:34
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