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2020.11.28
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カテゴリ:ライブ
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 昨日、城田優主演、ミュージカル「NINE」を観てきました。

いろいろ実験的な演出で、斬新・・・という印象でした。

舞台が階段式の円形劇場のようになっていて(うまく表現できないが)、
各階段に演技者がすわったり立ったり踊ったり・・・

英語の歌には透明っぽいスクリーンに訳詩がでたり・・・

英語だけでなく、他にも外国語がたくさん出てきますし、

世界レベルの舞台になっているような感じがしました。

 フェリーニ監督そのものの主人公グイドを
イタリア人のイケオジっぽく、城田優が違和感なく演じていました。
とにかくビジュアルが美しいですし、英語の歌がめちゃくちゃ
似合うっていうか、上手いです。感動しました、

また、グイドの女神であり元カノでもある女優クラウディア役のすみれ・・・
彼女も英語の歌がすごくよかったです。
歌唱力があり、ここまで成長していたのかとびっくりしました。
豊満なバストといい、日本人離れしているスタイルも迫力がありましたね~

わたしは昔から、すみれさん、好きなんですよ~

城田優と以前、ウワサがありましたよね。
お似合いだと思ったんですが・・・・


なんといっても、怖いプロデューサー役の前田美波里さんですよ!!
またまた素晴らしいです!
ショーガールの恰好で太ももあらわにしても、全くキレイ!
72歳であんなにまっすぐで美しいおみ足・・・

そして観客を巻き込んでのウィットに富んだ会話・・・
もうもう、洒脱で楽しくて言う事ナシです。

またグイドをずっと追いかけているカルラ役の土井ケイトさん、

​​​​​​ハーフの方なのでしょうか、妖艶な演技と衣装でドキッとさせられます。
グイドを愛しすぎるあまりの過剰な行動がハラハラさせられ

​少し精神的に危うい感じをよく表現していたと思います。
蜷川幸雄のさいたまネクストシアターの第一期生・・・なるほど・・・


エリアンナさんの辛口映画評論家も圧倒的存在感でした。
何か国語かしゃべっていましたが個性的で頼もしい。
こういう女性が出てくるの、好きですね~


また、サラギーナ役の屋比久知奈さん!
​​
9歳のグイドを誘惑する娼婦役。あまりにもセクシーで

あの「モアナと伝説の海」のモアナの声と主題歌を歌い話題になった少女とは
気づきませんでした!

9歳の時の衝撃的出来事がこの「NINE」という題名の由来なのでしょうか?
劇中で9カ月で生まれてしまったとも歌われてましたが
「NINE」の題名のはっきりした由来が検索してもわからないので
モヤッとしています。

その9歳のリトルグイドを演じる、男の子が達者ですよ。
歌がすっごく上手です。

おとなの女性に誘惑される役なんて、きゃ~~いいの~?大丈夫~?
と母親的視点で心配しちゃいましたよ。

3人が日替わりで演じているリトルグイド・・・
プログラムを見て、「グイドに声をかけるなら?」という質問に
三人が三人ともとてもいいことを言っているので感動・・・

「失敗するのは怖いよね。その気持ちはわかるよ。
僕はいつも君の中にいるから。完璧な人なんていない。
完璧をめざすのがかっこいいんだよ。諦めないで前を向いて頑張ろう」

「いろんな気持ちをかかえたまま大人になって苦しかったね。
ずっと見守っていたよ。本当の愛をみつけるまで、たくさん時間が
かかったね。でももう苦しまなくていいよ。人生をたのしもう。」
                 
「僕も今、とっても苦しいんだ。成長するって、
とっても苦しいことがあるんだね。知らなかったよ。
だから僕と君は同じだよ。とりあえず、前を向こうね。」

まだ声変わりもしてない子供なのにね~

今の子って大人なのね~と思ったしだい・・・
一幕目は斬新な舞台美術や演出に、心踊り
役者さん達の歌や演技に引き込まれ
かなりスゴイ事になってるミュージカルと思いました。

でも二幕目はなんとなくその魅力がだんだんと失速していくように
感じてしまったのです。

なぜでしょうか?
ストーリーそのものが、わたしの好みじゃなかったのかも・・・

わたしにはグイドの妻ルイザが、いまいちでした。
あまり魅力を感じませんでした。
アクの強い、グイドをめぐる女たちとは異質の
まじめさ、清廉さ・・・
妻としての悩み、苦しみも理解はできましたけど

私自身がどこかで、包み込むような寛容さを求めていたのかも・・・

咲妃みゆさん演じるルイザに冷たさの方をより感じ、
すこしがっかりしてしまいました。
まぁこんな夫はイヤにきまってますけどね~

物語が盛り上がって終わるわけではないので
なんだか、カーテンコールもそこそこに・・・
という感じで終わりましたが・・・
城田優も最後になにかメッセージを言うかとおもったら
ひとことも言わず手を振るのみで・・

こうして一日たって思い出してみると
やはり中身の濃い、面白い舞台だったと思います。

フェデリコ・フェリーニ監督は名前はもちろん知っているし
チャップリンの再来とまで言われた名監督という事は知ってはいました。
が、映画を観てないし・・・
あまり観たいとも思いませんでした。
でもファンは若い人でもいるんですね。
まさにこの「NINE」の演出の方(藤田俊太郎さん)がそうですし・・・

フェリーニは語れないので、この辺にしておきます

​​​​




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最終更新日  2020.11.29 00:28:50
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