23日に母に会いに、息子とふたりで施設に行きました。
前々から
「10分位なら会えますので、ぜひ会いにいらしてください」
と施設の方に言われていたのですが、なんとなくひとりで行くのが
気が重かったのです。
わたしの事が、会ってもわからないんじゃないかと思ったし・・・
息子を誘ってみると意外や一緒に行くことを承諾してくれました。
相談室でアクリル板越しにマスクをして10分程、お話ししていいと・・・
最初母は、「だれだろう・・・」ときょとんとしていましたが・・・
10分位はなにも言葉を発することはなく、でもうなずいたりはしていました。
息子がスマホの写真を見せたら急にスイッチが入って
(それは息子がテレビの時代劇に出演したときの侍の恰好をした写真でした}
とてもりりしく、良く写っていましたので
母も「これはいいね~いい写真だね」と言って一生懸命見ていました。
息子が次々と、仕事の写真を見せました。
結婚式場のモデルの仕事での新郎新婦の写真を見せると
「自分もそろそろ結婚しなくちゃね~」というので
息子がモデルの仕事をしているというのはわかっているようなんです。
びっくりしました。
息子は「いつも見せているから」と言っていました。
それから、パパになって子供たちと映っている写真とか
見せてましたけどやはり仕事だとおもっているようです。
息子が「そうだね~」などとのんびり受け答えしているので
わたしより優しいなぁと思いました。
わたしはせっかちでダメですね。
介護の方達も息子をよく知っていました。
まぁ若い男性がひとりで来るのは珍しいのかも・・・
介護士さんのひとりが来てくれて、10分過ぎていたので
帰ろうとしたら、「まだいいですよ~」とおっしゃるので
結局1時間位いてしまいました。
母が疲れないか、心配になってしまいました。
介護士さんが言うには
母はしゃべる時はけっこうしゃべるようで、ちゃんとよく人の事をみているし
でもなんにも言わない日もあるしムラがあるようですね。
95才ですからね~
この日はいい日でしたね。
表情も明るくはっきりしていました、マスクはしていましたが・・・
わたしの事を「こんなになっちゃて~」と言って
なんとなく娘というのはわかったのかも・・・
コロナでなければ、1週間に1回は必ず会いに行ったから
もう少しわかったかもしれませんね。
本当に長すぎましたね、会えなかった日が・・・
車椅子に乗って、玄関まで送ってくれました
笑顔でずっと手を振っていました。さみしそうな顔はしていませんでした。
息子と行って正解でした。
母も私と同じで若いお兄さんだと、
しゃべりたくなってしまうんでしょうね(笑)
母・・・まだまだ生きそうですね。
施設の方には本当に感謝しています。
そういえば次の日が母の第1回のワクチン接種でした。
施設で受けるそうでよかったです。
介護の方たちも一緒に受けるそうです。
施設を出て、遅い昼食を息子としようと誘ったのですが
フラれました。
親子ならビールが飲めたのに・・・
残念!!