生徒思いのイケメン先生
今日は、川口市民会館にベニート・ガルシアさんと濱本ありみさん主催の「スタジオ・メスキータ」と言う教室のフラメンコ発表会を見に行きました。かなり、練習されたと思われる生徒さんたちの踊り…真剣そのものでした。アレグリアス、セビジャーナス、ソレア・ポル・ブレリアなど、私たちの教室の振り付けとは全く違うんですが、迫力ありました。ガロティンに関してはとても、スッキリしていてビックリしました。私達の振りのほうは、かなりコケティッシュなんだな~と思いました。生徒さん、皆さん上手でビックリしましたが、中に2,3人表現力がはんぱじゃなく豊かな人がいました。どうしても、その人ばかり目で追ってしまいます。友達と後で話したけど、全く同意見でした。それとやっぱり、フラメンコって、ふくよかな方のほうが存在感あるし、踊りにも深みが出るみたい。最後に踊られた、スペイン、コルドバ出身のベニート先生、洗練された現代的振り付けだと思いました。「Romeras」と言う踊り、初めて見ました。あの、まるで痙攣したような(すいません言葉足らずで)足打ち!軽やかな身のこなし、バレエも勉強したとあって華麗なターン…スリムで繊細な顔立ちで、スペイン人は皆、濃いと思っていた私は見解を新たにしました。日本語もお上手で、「この気持ちを日本語では言い表せないのが残念。」ておっしゃってましたけど、充分生徒さんへの愛情、伝わってましたよ。それと、今日の収穫はバックのカンテさんやギターさん達、総勢8名の音楽です。バイオリンが入るとフラメンコのイメージが随分変ります。優雅で奥が深いって感じになり、不思議な魅力を醸し出してくれるんです。カホンもありましたね。それからあれはコンガ?って言うのかな、打楽器がふたつっていうのも、迫力を増します。ベニート先生が音楽の人達にまじって、パルマ(手拍子)や足うち、時にはカホンも叩いていました。そして、一つの曲が終わると、ほっとしたようなやさしい笑みを生徒さんたちに投げかけていました。その姿に、「あ、まじめでいい先生」と感激しました。濱本ありみ先生のアレグリアスも良かったです。私達の先生とはまた違った、正統派フラメンコって感じでした。たまには、こうしたよその教室の会も見ると楽しいし、勉強になりますね。ただ、やっぱりフラメンコって、私はタブラオで見るのがより好きかもしれません。☆「スタジオ・メスキータ」のHPでは先生方の踊ってる姿が見れますよ。メスキータって、モスク=回教寺院のことで、コルドバのメスキータは世界遺産なんですね。ベニート先生がコルドバ出身の方だから…カナ?