2009/12/22(火)18:10
「ストライダー」三輪車を乗り続けると自転車に乗れなくなる
小さいお子様に、最初に買い与える乗り物「三輪車」。
その三輪車から補助輪付き自転車、そして補助無し自転車へとステップ
アップしていくのが一般的ですが、実はここに大きな落とし穴があるのを
皆さんはご存知でしょうか。
自転車の特徴は、ある程度のスピードで走っていないと倒れ、ハンドルを
切って曲がるのでなく、車体を傾けることで、ハンドルが自然に切れて
曲がります。
しかし、三輪車や補助輪付き自転車の場合は、走っていなくても倒れないし、
曲がるためには、ハンドルを切るしかありません。
この自転車と正反対の特性に慣れてしまうとどうなるか。
当然、自転車に乗るのにひと苦労してしまいますね。つまり、今まで自転車に
乗るためのステップアップと思われていた、三輪車や補助輪付き自転車は、
自転車を乗りにくくするものでしかなかったんですね。
そこで今回ご紹介するのがこの商品、ランニングバイク「ストライダー」です。
この商品は、モトクロスBMXを参考にして設計された、ペダルが無い自転車で、
「足で蹴って前に進む」という原始的な動作で動かします。
最初はヨチヨチ歩くように乗っていますが、自然とバランスが取れるようになり、
スピードが上がるにつれ、徐々に足が地面から離れ、最後は勢いよく地面を
蹴って、両足を地面から離したまま乗れるようになります。
また、乗っているうちに、視線の方向に無意識のうちに体重移動が行われ、
車体は傾き自然と曲がりますので、二輪車に乗るために必要なバランス感覚が
養われます。
さらに、低重心設計のため安定性が高く、視線の位置も低いので、お子様でも
恐怖感を感じず、2歳になるお子様でしたら、サドルに座っても足は充分に
届きますので、倒れそうになっても、すぐに足で支えられます。
高い耐久性と徹底した軽量化で重さは3.1kg。三輪車の平均的重量が5~7kg、
補助輪つき幼児用自転車が9~12kgですので、驚異的な軽さです。
二輪車の基本的な操作感覚が身についてしまえばしめたもの。
そうなってしまえば、ストライダーに乗るのも自転車に乗るのも大して変わり
ありません。ストライダーを卒業したお子様が、自信に満ちた笑顔で自転車に
乗る姿を、ひと足早く見させてくれる、頼もしい商品だと思います。
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