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C22トイガン備忘録

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2021.07.03
XML
カテゴリ:カスタムガン
今回は​
自作した
コンテンダーを
紹介します。



コンテンダーは
トンプソン・センター・
アームズ社から発売されていた
シングルアクション
シングルショットの銃です。

大きな特徴としては
バレルを付け替えることで
口径、センターファイヤ
リムファイヤ問わず
非常に多くの種類の弾薬を
発射することができる点が
あります。

発売された当時
「メタリック・シルエット・
シューティング」という
豚や牛をかたどった鉄板を
遠距離からハンドガンで
打ち倒す競技が
アメリカで大流行していました。

ルールは種々あるようですが
基本的にメタリック・シルエット・
シューティングでは
ある程度
大きさのある鉄板を
打ち倒すため
威力のあるカートリッジ
(最低でも.357マグナム程度)と
それを打ち出すための銃が
必要です。

そこでシングルショットながらも
俗に「ワイルドキャット」とよばれる
個人で改造して作られたカートリッジや
ライフル用の強力なカートリッジ
すら扱える
コンテンダーが人気を集めたのです。





作成手順。

フレームはベニヤ板
バレルは塩ビパイプ
トリガーガードはアルミ薄板
で作製し
必要な部分は金属用パテを
成形して部品を作りました。

材料費だけなら意外と
安く済んだと思います。

塗装にはこちらを使用しました。

この塗料を使えば
ただの塩ビパイプさえ
立派な銃みたいに仕立ててくれます。






実銃に倣って3種類の
バレルを付け替えられるように
しました。

バレルの付け替えは
まず、バレル下のネジを回して
フォアエンドを外し
次にヒンジとなる木ネジを外して
行います。

実銃には
バレルの下に
フォアエンドのネジを止めるための
でっぱりがあるのですが
弾を発射するわけでも
発火するわけでもないので
今回はバレルに直接穴をあけて
固定しています。




一番下の短いバレルには
写真の左から
.223レミントン(5.56mmNATO弾)
.30カービン
.357マグナム(東京CMC製)
38スペシャル
(マルシンXカートリッジ)
8mm十四年式拳銃実包(LS製)
が入ります。



真ん中のバレルには
写真の左から
.30-06スプリングフィールド
7.62mm×54Rロシアン
.45ロングコルト
が入ります。



一番上のでかいバレルには
.50BMG(12.7mmNATO弾)
が入ります。

対物ライフルや
重機関銃並みの威力です。

ほぼネタで作りました(笑)



真横から見ると
それなりに様になっていますが



後ろではカートリッジの
お尻が見えてしまっています。

そのため
もし、このカスタムを
実銃でやっても
弾を発射できません。

むしろ発射できてしまったら
50口径弾の衝撃に耐えきれず
銃と射手の腕が
バラバラになってしまうでしょう。



銃口は安全のため塞いでありますが
そもそもバレルの交換ができることが
売りの銃ではあまり意味がない
感じがします。



ハンマーのコッキングや
トリガーガードを引くと
ブレークオープンする機構を
再現しました。

バレルをオープンすると
エキストラクターが
カートリッジをわずかに
引き出します。

安全対策と
カートリッジの損傷を防ぐため
ファイヤリングピンは
入っていません。




ほぼ完全分解。

ところどころデフォルメされている
ほか
リムファイヤとセンターファイヤ―を
撃ち分ける構造や
ブレークオープンするとハンマーが
安全位置まで倒れる構造等が
技術力の不足で再現できなかったのが
今後の課題です。




ブレークオープン機構。

何もないときは
バレル側についているエジェクターが

ばねの力に押されて
フレームに突っ張ることでバレルを
固定しています。

トリガーガード下を引いて
トリガーアッセンブリーを傾けると
エジェクターとぶつかり
つっかえが外れ
バレルの重みにより
ブレークオープンします。

実銃にはフレームとバレルを
固定する部品が独立して存在しますが
今回は簡略化のため
エキストラクターで代用しました。

また、実銃のトリガーガードは
こんな形をしていません。

耐久性を持たせるため
トリガーガード下に
ある程度パテを盛って
固定する必要があり
大型化してしまったのです。

ただ、実際のコンテンダーには
豊富なカスタムパーツがあるので
もしかしたら
こんな感じのトリガーガードも
あったりするかもしれません。

参考文献
月刊Gun 1981年 新春2月号

皆さんもぜひ
コンテンダーを作り
さまざまなカートリッジを入れて
​​遊んでみてください。






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最終更新日  2023.08.30 19:33:12
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