ひとりごとワンダホー

2006/11/05(日)22:09

東野圭吾『レイクサイド』

読書(48)

しょっぱなから暗雲垂れ込めてる感じだったけど、中盤にはもう「ゲフー」としか言いようがなくなってましたねえ。夜神月に知れたら全員デスノートもんだ。 でも最後の最後で考えちゃったな。それまではホントに考える余地もないと思ってたんだけど。大人ってのは身勝手な生き物だね。いけませんね。 ラストシーンの後、主人公はどうすることにしたんだろう?これはちょっと、現実問題として悩んじゃうな・・・。まあ、正直な方を選ばざるを得ないとは思うんだけど。 嘘とか隠し事とか、貫き通すのはしんどいじゃん。とっとと吐いて楽になっちまいたい・・・けど、自分ひとりじゃ済まされない問題だったらあえて我慢したりするのかな。 でも誰かのためだからっていうのも責任転嫁みたいじゃない?結局は裏目に出ることだってありえるし。 余計なことまでばらす必要はないけど、それ以外は正直にしとくのが一番だと、僕なんかは思うわけですよ。いらんトラブルは極力避けつつ、避けられないトラブルはちゃっちゃと片付けるっつー方針で(そこらへんの線引きが難しいんだろうけど)。

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