2008/06/21(土)20:58
有川浩『レインツリーの国』(と、『クジラの彼』)
『図書館戦争』が読みたいのに近所の図書館では常に貸し出し中なので、代わりに運良く書架に残ってた他の有川本をちょこちょこ読んでます。
ちなみに、今日読んだ『レインツリーの国』で2冊目。
世慣れてて気が利いて誠実で、声が低くて関西人の伸くん。自然に桐谷健太で脳内再生されてました(そういえば今日バレーの応援に来てなかったような…)。
髪を切ったらすごく垢抜けたというひとみちゃんは、うーん、上野樹里?(一度も観ないまま終わっちゃったけど、『ラストフレンズ』でのショートカットの可愛さに惚れ込んでました)
つーか、今まで本読んでて、配役なんか考えたことなかったんですけど(笑)
ああ、それにしてもなんと甘酸っぱい。
ときめき具合から言えば、僕が最初に読んだ有川本『クジラの彼』には届かなかったものの、人間同士がつきあっていく大変さとか、上手くいかないデートのリアルさとか、章タイトルになってるセリフの怖さとか、すごく現実的な感じがしました(リアルと現実かぶってるじゃんorz)。
自衛隊のことをもっと身近に知っていれば、『クジラの彼』もすごくリアルに感じたのかもしれないけど。ちなみにトイレの彼が一番好きでした(笑)
伸とひとみみたいに、僕が青春時代(そんな時代があったかどうかは別にして)に読んで、今でも忘れられない本って何だろう。彼らの『フェアリーゲーム』はライトノベルっぽいよね…。
…あ、『ロードス島戦記』とか?(狂戦士オルソンが大好きだった記憶が(笑))