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クレスタの日常劇場♪亜米利加☆じゃぱレス見聞録

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<長編>三角関係 ? ホモだち君




ゴシップ満腹亭
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暖簾
イラッシャイマセ♪









<長編>三角関係ホモだち君



【Vol.1】

三角関係♂(ホ)+♂(モ)+♀(ホの彼女!?)
【人物紹介】

☆ホモのホ太郎君
背は高いほう。痩せ型。毛深い、白人
☆ホモのモ太郎君
背は低い。同じく痩せ型。アジア人。
(お尻がちっちゃくて、ゼッタイこの人がネコ役)

ホ太郎君は、いつも会社の人たち5・6人で
来るんだけど、それが毎度 携帯で
モ太郎君を、「今お店に来て待ってるよ」と
呼び出してから、彼の分もオーダーするのよ。

「僕のルームメイトが後からくるんだけど・・・」って
こっちが なにも聞かないのに、、、
いつも、“ルームメイト”を強調して。

それが、毎回続くんで、なーんか、私たちも、
“これはア*ヤ*シ*イ!”と思いだしたのよねぇ。


『いくら仲のいい友達とはいえ、わざわざ呼び出してまで
一緒にランチするかぁ?』


しばらくして、モ太郎君の登場。。。。


もう、一目見て☆ピン!ときちゃった・・・・
2人はデキテる。ぜったいに!

これは、一緒に居た同僚の人たちも
同じ事考えたみたいで・・・・
でも、さすがは、ここアメリカ!
他人の事には関知せず。
見て観ぬフリ!?


しばらくは・・・こういう平和な日々が続いたのだけど・・・






【Vol.2】

そんなある日のこと・・・・
ホ太郎君が、ナント!
「彼女を連れてやって来たぁ?!!!!!!」


これには、会社の同僚の人たちも、びっくらこいてた。
そりゃーぁ、ビックリするわよねぇー。(^w^;)
だって、ホモだち君のことは、公認の仲だったんだから・・


みんな興味津々で、2人のこと じーっと見てた。


『モ太郎君はどうしたんだ??』(?_?)
みんなの目が、そう聞きたそうにしてる。


誰かがたまらなくなって、
「今日は、モ太郎君は?」って聞くと、(^_^;)
ホ太郎君は、『それ、誰?』って感じで、
「知らないよ。自分で、勝手にしてるんじゃない?
だって、僕たちー、ただのルームメイトだから・・・・」
と、さらりと受け流した。


『ふぅむ。おぬしやるのぅ・・・』(;^_^A


新しい彼女の手前・・・・・。

ん????????????(?_?)

ホ太郎君って、“ただのホモ”じゃなくて、(^w^;)
いつから【両刀づかい】になったの????

【Vol.3】

“両刀使い”になったぁ?!!!!!
ホ太郎君っタラ、急に女に目覚めたのか?!!!!


ありゃ、ありゃ、人の目もはばからず
いちゃいちゃ♪イチャイチャ☆してるよぉ!


後に残されたモ太郎君はどうなる?!


「私たち、結婚を前提としてお付き合い
してますの・・・・うふっふ。」


うっそぉーーーーーーーーーーーー!!!!


と、いやぁーーーん、急に店が忙しくなってしまった!
ちぇっつ!
かんじんのオイシイ話を聞き逃してしまう。。。。
うううーーーっつ。

で、ホ太郎君は?というと、
彼女の背もたれに手を掛けて、
ニコニコしてるっ。

会社の同僚たちには暗黙?の承諾貰ってんだから、
別に、今更・・・・・ねぇ?
それに、自由の国アメリカでは、“ホモ”ってことが、
昇進を妨げるってわけでもあるまい・・・・

じゃぁ・・・なんで????
疑問はモクモクと膨れ上がってくる。
『一体どーぉ、なってんの?』

おーーっと、そこへ、不機嫌な顔をしたモ太郎君が
やって来たぁ!


ぎゃーーーーーーーぁ、目が離せないっ!



【これまでのあらすじ】
ホ太郎君・・痩せ型、背が高く、毛深い白人。
モ太郎君・・痩せ型、アジア人、背は低い。
2人のホモだち君たちは、いつも、携帯で呼び出しては
お昼も一緒にするほど仲のいい“ルームメイト”同志。
ところがある日、ホ太郎が彼女を連れてやって来た。
そして、そこへ不機嫌な顔をしたモ太郎君がっ!?


【Vol.4】


あたふたした感じの同僚の人たち・・・・

・・・・ありゃありゃ・・・どうしましょ!?

ところが、モ太郎君はホ太郎と目も合わせずに
「連れが居るので、他のテーブルに・・・」と言った。

みんな、「えっ?」っと驚いた様子。
だって、てっきり、彼も同じテーブルに座るとばかり
思ってたからね。(そういう私も・・・

その様子を見て、怪訝そうな彼女。

『なんか、やばい雰囲気・・・』

しばらくして、やっと、モ太郎君の連れがやって来た。
ホ太郎たちとすぐ近くのテーブルに案内する。

っと、こんな時に限って、店が忙しくなってきた・・・。
んもぉーーー!!
そこで、わたしは、「このテーブル、私が担当するから・・」って
少し強引に担当を代わってもらった。
(いやぁーーん、私も、すきねぇ?!)

みんな、何気ない振りをして、それとなく様子を伺っている。
ふぅーーーーーむ。ホ太郎に 似た感じの 新しいホモだち君。

ホ太郎も気になるのか?なんかそわそわ落着かない。
そんな様子を見て、彼女も“なにか?”を感じ取ってるみたい。

しばらくして、急にホ太郎が、
「遣り残した仕事に戻らなきゃ。」って、そそくさと出て行った。

後に残された彼女は、彼の同僚に愚痴をこぼし始めた。
「彼って、夜とかも、疲れたと言って、すぐ寝ちゃうのよ。
なんかこのごろ私の事避けてるみたい・・」
同僚の人たちは、どう答えたらいいかわからずに
シドロモドロしてる。


心なしか?モ太郎君の顔がほころんでみえた・・・。


【Vol.5】

それから、1週間程して
ホ太郎君が、彼女を連れてやって来た。

「4人のテーブル、お願いします。」


ふーーーむ。さて、
今日はどういう組み合わせかな?

しばらくして、やっと お待ちかね、
モ太郎君が・・・・・・・

ええっ?ぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

モ太郎君が、かっ、彼女を連れて来たぁーーー?

背もちっちゃくて、かわいらしい。
2人とも、すごくお似合い。

もしかして・・・、これって、Wデート?

なっ、何なの?これはっ?!
まさか、モ太郎君まで・・・・・・


おまけに この2人、すごくベタベタしてる。
それが、ちょっとやそっと じゃなくて!


人前かまわず、ぶっちゅーーーーーーーーー!とか
してんの。

『ちょっと、あんたたちぃ、それはちょっと
やりすぎっツーの!』

ホ太郎君の彼女が怪しみ始めた。
下手なお芝居・・・・・。

うん、うん、わかるよ。私もそう思うモン!


じつは、これ、「もしかして、ホとモは
ただのルームメイトじゃなくて、それ以上の・・・・?
いわゆる、ホモじゃないか?!」と、2人の
関係を怪しみだした彼女を
安心?させる為の!作戦だったのだ・・・・・

それから、どうなったか?

残念ながら・・・・。

その後、彼女にバレて?ホ太郎君と
彼女が2人で来る事はなくなり、
モ太郎君も、1日レンタル彼女とは、
やっぱりビジネスだけだったのですね。
2度とレンタル彼女を見たことはアリマセン。

では、2人はまた“元のさや”に戻ったのか?


ざんねんながら。。。


2人の関係は、分裂。
もう2度と 2人で仲良くランチを一緒に♪って
光景は見られなくなりました。淋しーーーーーいっ!
これが楽しみ!♪だったのに・・・・・。クスン。


ホ太郎君は、相変わらず、同僚たちと一緒に。
モ太郎君は、新しいホモだちの輪!を形成し←懲りてないっ!


平和な毎日の日々・・・・今日に至っています。

《完》

御愛読?(笑)有り難う御座いました。


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