2009/08/06(木)15:12
☆ 64回目の原爆の日 ☆
今日は、蒼の小学校は登校日でした。
私達の住む広島では
毎年、夏休みのこの1日は、
全校登校日で、学校に行って
原爆の話を聞いたり、ビデオを見たり等・・
64年前に起きた出来事について、学びます。
私達にとって、それは当たり前の出来事で
何の疑問も持つことは、なかったのだけど、
少し前に、友人から聞いた話では、
他の土地から転勤などで広島に来た家庭では、
その 【原爆の日】の【登校日】というものが
受け入れられないらしく、
何故? 行かせなくてはいけないの?
別に行かなくてもいいんじゃない?
と、わざわざ登校しなくてもいいでしょ・・。の様な
保護者もいられるそうです。
確かに、私達の様に、小さな頃から
原爆というのを身近に感じていなければ、
それは、遠い昔の出来事で
更に、自分達には関係のない・・出来事なのかもしれませんが
実際、今でも尚
その傷に苦しみ
その経験に悲しむ人たちがいます。
確かに、人それぞれ、考え方も
受け止め方も違うと思いますが、
子供に、その選択さえさせないというのは
どうなんだろうか・・と、ちょっと悲しく思えました。
今のこの便利な世の中があるのも、
戦後、がむしゃらになって、
日本という国を 立て直してきた、方々が、あってこそではないのかな・・。
娘達には、たとえ、身近に感じることは出来なくても
例え、過去の出来事であったとしても、
この広島に、実際起きた 悲しい出来事の事実は
知っていて欲しいと思います。
その後、彼女らがどういう風にとらえ
どういう道を選択していくかは、
彼女らの自由。
原爆が投下された今日という日に
母として、こんな事を思った一日でした。
過去があってこそ、今の自分がある。
please