☆ 64回目の原爆の日 ☆
今日は、蒼の小学校は登校日でした。私達の住む広島では毎年、夏休みのこの1日は、全校登校日で、学校に行って原爆の話を聞いたり、ビデオを見たり等・・64年前に起きた出来事について、学びます。私達にとって、それは当たり前の出来事で何の疑問も持つことは、なかったのだけど、少し前に、友人から聞いた話では、他の土地から転勤などで広島に来た家庭では、その 【原爆の日】の【登校日】というものが受け入れられないらしく、何故? 行かせなくてはいけないの?別に行かなくてもいいんじゃない?と、わざわざ登校しなくてもいいでしょ・・。の様な保護者もいられるそうです。確かに、私達の様に、小さな頃から原爆というのを身近に感じていなければ、それは、遠い昔の出来事で更に、自分達には関係のない・・出来事なのかもしれませんが実際、今でも尚その傷に苦しみその経験に悲しむ人たちがいます。確かに、人それぞれ、考え方も受け止め方も違うと思いますが、子供に、その選択さえさせないというのはどうなんだろうか・・と、ちょっと悲しく思えました。今のこの便利な世の中があるのも、戦後、がむしゃらになって、日本という国を 立て直してきた、方々が、あってこそではないのかな・・。娘達には、たとえ、身近に感じることは出来なくても例え、過去の出来事であったとしても、この広島に、実際起きた 悲しい出来事の事実は知っていて欲しいと思います。その後、彼女らがどういう風にとらえどういう道を選択していくかは、彼女らの自由。原爆が投下された今日という日に母として、こんな事を思った一日でした。過去があってこそ、今の自分がある。 please