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【プラレール修理】 地下鉄車両 ギア交換、ライト修理
お気に入りのプラレール、壊れてしまっても大事に保管していませんか? 技術面で難しいですが、修理できる場合もあるので、この記事を参考にしてくださいね。 今回修理するのは「名古屋市営地下鉄N1000形」です。 廃盤プラレールなので、中古購入しましたが「うごきません」と書いてあります。 開封して、状態確認してみます。 外観の汚れはありますが、ボディの割れや、大きな塗装キズは無さそうなので、クリーニングすれば修復できそうです。 一旦、外観クリーニングは後回しにして、動作部分のチェックをします。 ゴムタイヤが溶けています。 プラレールのゴムタイヤは新品で部品販売されているので、交換します。 乾電池から電流を供給する電極が、若干サビています。 緑色に着色している部分が、乾電池の液漏れによるサビです。 サビがあると、電流が流れないので、サビを落とします。 金属ヤスリやマイナスドライバーでサビを削り、さび止めスプレーを塗ります。 サビ止めスプレーは銘柄は問いませんが、よく使われるCRC-556は汚れ落としや潤滑性などがすぐ発揮できる即効性スプレーなので、揮発が早いです。 今回は、同じメーカーのCRC-666を使用しました。 モーターは動いていますが、車輪が空転しています。 ヘッドライトが点灯しません。 まず、車輪の修理を行います。 モーターユニットを取り外すには三角形の穴が開いているネジを外します。 三角ドライバーが販売されているので、プラレール修理をされる方は1本持っていると便利です。 車輪の外し方ですが、工具を使うと車輪が割れてしまうので、 大人の方であれば、真っすぐに横へ引っ張れば、外せます。 交換用のギヤを準備します。 歯の数を数えると14なので、14Tのギヤで外径が同じものを選びます。 工具店に売っていれば良いのですが、入手が難しいかも知れません。 ただし、市販のピニオンギアは、プラレールとサイズが合わないので、下降します。 まず、ギヤの幅を合わせるために、削ります。 削る際は、金属ヤスリとペンチを使います。 次に、穴の大きさを調整します。 キリとペンチを使います。 穴を、軸より少し小さめにしてください。 穴が大きすぎると空転します。 ギヤを装着するのですが、穴を少し小さめなので、工具を使います。 水道工事に使うプライヤーがあると便利です。 ギヤの位置を、モーターユニットと照らし合わせて、微調整します。 外した車輪もプライヤーで固定します。 これで走行できるかな?と思ったのですが、 実はこの車両、モーターユニットを抑えるためのプラスチック部材が欠損しています。 本来であれば、スイッチのそばに黒い樹脂のパーツがあります。 このままでは、モーターが動いても、車輪に動力を十分に伝える事ができないので、白いモーターユニットを固定する必要があります。 今回は、モーターユニットの隅っこに余裕スペースがあるので、底辺側からネジで固定します。 さっそく試運転です。 無事に走行可能になりました。 では、次にライトの断線修理を行います。 ライトの電線が明らかに切れていますね。 リード線を準備して、半田付けします。 ライトが点灯しました。 最後にプラスチッククリーナーでクリーニングします。 今回の修理は、難易度が高いです。 もしチャレンジ可能な方は、ケガをしないよう十分注意してくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月03日 10時08分55秒
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