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最期の闘い
私が旅立ちへの「最期の闘い」を始めた時、 きっとあなたは悲しみ、涙を流すことを私は知っている。 私も悲しい・・・。 でも私は苦痛と闘い、涙を流すことさえ出来ないかもしれない。 そんな時・・・私の体に手を置いて、あなたの暖かさをください。 それで私はきっと安心できるから。 私の目があなたを見ることが出来なくなるまで。 私は幸せだった。 あなたの精一杯の愛を感じ生きることができ、 そしてあなたより早く「最期の闘い」を始めることが出来て。 私にはわかる、もうすぐ闘いを始めなくてはならないことを。 私は闘う、一秒でも長くあなたの顔を見ていられるように。 でもわかってください。 この「闘い」は決して勝利できない「闘い」だということを・・・。 愛しい人よ、心せよ、準備せよ。 私の「最期の闘い」にむけて・・・・・。 犬の寿命は人間にくらべれば本当に短いものです。 犬は、他の犬との「幸・不幸」の比較が出来ません。 飼い主との生活が、その犬の一生のすべてなのです。 だから、たくさんの幸せをくれる分だけ、 愛犬にも幸せな一生をプレゼントしてあげたいと思ってきました・・・。 アリスは今、私を見つめて「何か調子悪いねん」「ぜんぜん良くならへんねん」・・・「何とかして!」「今まで病院へ行ったら調子良くなったやん」・・・「何で良くならへんの?」 こんなことを私に訴えてきます・・・。 「ごめん」としか言えない私を許してな!? でも、お互い楽しんでいるところもあるやん。 父さん知ってるよ!? アリスの好物をあげて食べなかったら、とても悲しむから・・・、アリスは口の中へ入れるだけ入れて、わからんように吐き出しているやんか・・・。 最後まで気を使わせてごめんな・・・。 明日の朝も少しだけやけど、がんばって散歩に行こうな!? お日さまが山から出てくるとき、何か元気もらうもんな!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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