金太郎の出張先の旨いもの

今回ご紹介するのは、札幌のスープカレー。

スープカレーとは、札幌市を中心とした地域から起こった、インド南部、南アジアや東南アジアの料理から影響を受けた、スープ状のカレー料理の包括的な呼称。

近年では札幌市のみならず北海道名物の一つとして認知されている。

しかし、私と同世代の北海道出身の友人いわく「スープカレー、食べたことないんだけど。。。」とのこと。

どうもスープカレーは、90年代中期以降から2000年代初頭にかけて普及したらしい。

とはいっても、どうせなら旨いスープカレーを食べたいと思っていたところ、会社の後輩に北大出身がいたことから、彼に紹介してもらったのが、VOYAGE(ヴォイジュ)」というお店。



1996年創業の札幌スープカレー専門店。

地下鉄南北線「北24条駅」を下車、4番出口を出て西に徒歩2分というアクセスもあって、北大生を中心とした強力なファンがいるらしい。

メニューはこんな感じ。





ざっくりいうと、具材（野菜中心か肉中心か）とスープの辛さをセレクトする。

私は定番のチキンレッグと普通の辛さを選んだ。

そして出てきたのが、これ。



普通のカレーは、具材を段階的に単一の鍋に集中し一体化させていく。

しかし、スープカレーは、具材はスープと別工程で調理され、大きめの具材を別に調理して最後にスープに馴染ませる。

したがって、ラーメンのように、スープと具材がそれぞれ楽しめる。

これが人気の秘密なんだろう。

私が頂いたカレーも、スープは非常にスパイシーで美味。

具材も、からっと揚げた各種野菜と煮込んだチキンがこれまた美味だった。

これはいける。

これからの季節にもってこいかも。

札幌にいったときは、是非。

札幌　VOYAGE(ヴォイジュ)