2016/08/22(月)10:59
ジャマイカのスプリンターはマリーン・オッティ
ウサインボルトは、ジャマイカの人類史上最速のスプリンター。
オリンピックの陸上競技100m、200m、4×100mリレーの3冠を
3大会連続で達成し、通算9個の金メダルを獲得。
ジャマイカといえばボルト。
しかし、自分的にはマリーン・オッティが忘れられない。
オッティは1960年生まれジャマイカ出身。
オリンピック出場7回、
9個のメダル(金メダルなし)を獲得。
20歳でモスクワ五輪(1980年)に初出場。200m銅メダルを獲得。
しかし優勝候補だったロサンゼルスオリンピック(1984年)は、
100m 銅メダル
200m 銅メダル
さらに世界陸上(1987年)も、
100m 銅メダル
200m 銅メダル
と同じ結果。
優勝候補、しかし、この結果ゆえについたあだ名がブロンズコレクター。
しかし、1993年の世界選手権でようやく金メダルを獲得。良かった。
その後もすごい。
2000年のシドニーオリンピックには40歳で出場。
その後に若返りを図ったジャマイカ陸上競技連盟と対立。
2002年にスロベニアに国籍を移し、
2004年アテネオリンピックにはスロベニア代表として出場。
2012年のヨーロッパ選手権ヘルシンキ大会には52歳(と51日)という年齢で4×100mリレーに出場。
これは全ての種目を通じて、ヨーロッパ選手権における最年長出場記録である。