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虎っど歳時記

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2016.08.24
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カテゴリ:スポーツ
一昨日の日記に、今からオリンピック代表になるには…の話を書いた。

それを実践したのが、津田 真男
彼を追ったノンフィクションが山際淳司の「たった一人のオリンピック」



どこにもいるような学生だった彼は、ある日、突然思いついてしまう。

オリンピックに出よう、と。その思いつきに、彼は酔った。「もし、それが実現すれば」と、彼は思った。「なんとなく沈んだ気分が変わるんじゃないか。ダメになっていく自分を救えるんじゃないか」(「スローカーブを、もう一球」山際淳司「たった一人のオリンピック」角川文庫より)

当時すでに、モントリオールオリンピックまで1年半。
その1年半後にオリンピックに出るために、競技を絞る。

彼が選んだ競技は一人乗りボート。全く初体験の競技。
たった一人の「ザ・トールキング・クラブ」(金を取るクラブ)を立ち上げる。

モントリオールオリンピックの年の四月に行われた「お花見レガッタ」で初優勝。
ついにリーチをかけたかと思われたが、一人乗り、シングルスカルの代表は選ばれず、
エイトのメンバーがモントリオールに。



4年後は、モスクワオリンピック。
就職もせずボートに打ち込む。
モスクワ直前の津田は、18連勝を記録するなど、国内では敵なし。
シングルスカルでオリンピック代表に。
しかし、ミーシャ(モスクワオリンピックマスコット)は彼には微笑まなかった。



ソ連軍によるアフガニスタン侵攻により、
アメリカが抗議のためモスクワオリンピックのボイコットを表明。
日本もそれに同調した。

角川文庫では、最後は以下のようになっている。
「津田真男は、現在、ある電気メーカーに勤めている。ボートはやっていない。」

しかし、彼は、平成になってからもエルゴメーター大会(日本国内のボートの大会)などに出ているようだ。
所属クラブは「ザ・トールキング・クラブ」 !!





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Last updated  2016.08.24 09:57:40
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