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専業トレーダー DaTsU

2006年結果

ブラウンイズム ALL IN 1年目は5位


全146試合が終了した。
毎試合楽しませてくれて、開幕ゲームとラストゲームは本当に
良い試合をしてくれた。これが146試合継続できれば、広島にも
セリーグ優勝旗がいつの日か来てくれるのでは。

注目の黒田が防御率1点台にて堂々のタイトル。
ソヨギー東出のコンビ。
そしてチームリーダー前田の気迫。流石の3割キープ。
ホームランキングからは遠ざかったが、100打点の新井。
嶋、森笠、イオ、末永、松本、廣瀬の打力陣は来期も期待。

そして、なんと言っても先発投手のローテ確定。これしかない。

感動を1年間ありがとう。



<16日の結果>
広島7-5中日
(広島市民)
○広池
S黒田
●佐藤充
中002 200 010=5
広101 050 00X=7
■5回裏6連打で一気に逆転。62勝79敗5分で全日程終了。浅井が代打で中安放つ。
■前田23号ソロ。新井100打点到達。黒田が9回裏2死で登板、上田から三振奪う。



▽球炎 監督自身も変わるべき

 感動を缶詰にしたような最終戦だった。新井の100打点と防御率3点台の達成。最終打席で浅井が打ち、あと1人で黒田も投げた。ただ、この物語で満足してしまったら、来季この夢は膨らむまい。一歩先に進むために。「ALL―IN」をより強固にするために。あえて今、監督に言わねばならないことがある。

 一つ、外国人選手への遠慮は捨てなければならない。異国での監督1年目。同じ言葉で話せる選手を頼りにするのも無理はない。ただ、その関係から、練習や起用法などで特別な配慮が見られたのは事実だ。「外国人監督だから」。そう思われることが、チームの結束を邪魔することもある。

 一つ、信用し任せることも覚えるべきである。「何でも自分でやりたい」という性格は変わるまい。ならば、専門外の「バッテリー」は、スタッフ、選手に裁量を与えてはどうか。自らの方針のもと、味付けの自由は残してやる。それが、投手陣のさらなる活性化につながることもある。

 ブラウン改革。大きな成果とともに、その痛みから流される涙を無駄にしてはならない。チームを変える。そのためなら、監督だって変わる。マーティー。あなたには、その責任がある。(小西晶)

 ▽浅井に贈る4安打 同期の前田、感無量

 浅井のために打ち、100打点を目指す新井のためにも打った。4安打した前田は試合後、涙で真っ赤になった目のまま言った。「(浅井とは)けんかもしたし(寮で)洗濯も電話番も一緒にした。17年間の最後を目に焼き付けたかったんだ」

 シーズン最終戦は何度も経験した。しかし、同期が引退する試合は、また気持ちの違う最終戦になっていた。「今日は同級生を最高の形で送り出したい」。バットでゲームを動かし、浅井の最後の打席に花を添えることを誓っていた。

 一回の23号ソロを手始めに、三回には左前打で二塁にヘッドスライディング。「新井にいい形で回したかった」。激走だった。3安打目を放った五回は新井の三塁打で本塁生還。「勝つことが一番だけど、100打点に貢献できてよかった」。感傷に浸る試合で歓喜のホームインだった。

 七回には現役最後の浅井の打席を食い入るように見つめ、中前打に涙した。「浅井の頑張りは無駄にしない」。来季は同期のバットマンの誇りを受け継ぎ、新たな力として2000本に挑む。偉業へ、あと94本。



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