前場引け
1月25日前引け18,994.33円前日比+206.34円出来高概算10億6,033万株ドル円相場1ドル=113.48円長期国債先物価格=149.99円JGB5Y=-0.095%(+0.005%)JGB10Y=0.075%(+0.035%)JGB20Y=0.645%(+0.030%)JGB30Y=0.830%(+0.040%)(11:30現在)前場の日経平均は3営業日ぶりに大幅反発。円安ドル高進行を受けて19,000円台を回復して取引を開始した後は、利益確定の売りなどに押され伸び悩む展開となっている。 外国為替市場で円安ドル高が進んだことに加え、前日の米主要3指数が揃って反発したことが好感され、朝方の日経平均は300円超上昇して取引をスタート。その後は19,100円台を回復する場面もあったが、日米金利差縮小を背景に円相場が強含んだことや、利益確定の売りなどに押され伸び悩む展開となった。前引けにかけては、再度19,000円台を割り込むなど冴えない動きとなり、結局206円高の18,994円で前場の取引を終えている。物色面では、円安進行を受けてトヨタ(7203)やホンダ(7267)などの自動車株が堅調に推移しているほか、新日鐵住(5401)やJFEHD(5411)などの鉄鋼株が高い。そのほかでは、DMG森精(6141)やコマツ(6301)などの機械株の上昇が目立つ。個別では、前日に2017年3月期通期利益見通しの上方修正を発表した安永(7271)が値を飛ばしているほか、外資系証券による目標株価引き上げを受けてアルプス(6770)が大幅に上昇している。半面、キリンHD(2503)や雪印メグ(2270)などの食品株、塩野義(4507)や田辺三菱(4508)など医薬品株の一角が弱含んでいる。個別では、昨日大引け後に2017年3月期通期業績見通しの上方修正を発表した日電産(6594)が、材料出尽くし感から売られている。なお、前日に特別配当の権利落ち日を迎えた日立工(6581)は約40%下落したが、TOB価格に鞘寄せする動きであり、実質的には大幅高となっている。値上がり銘柄数は1,435、値下がり銘柄数は419。