2015/05/25(月)11:53
前場引け
5月25日前引け
20,407.02円
前日比
+142.61円
出来高概算
10億7,497万株
ドル円相場1ドル=121.66円
長期国債先物価格=147.10円
JGB10Y=0.425%(+0.015%)
JGB5Y=0.110%(+0.005%)
JGB20Y=1.210%(+0.005%)
(11:30現在)
前場の日経平均は7営業日続伸。年内の米利上げ観測に伴うドル高円安を背景に買い優勢でスタートした後も、利益確定売りをこなしながらジリ高歩調を辿っている。
週末の欧米株式市場は冴えない動きとなったものの、イエレン米FRB議長の講演を受け、円が対ドルで121円台半ばまで下落したことを好感し、朝方の日経平均は上昇して取引を開始。寄り付き後も、好業績銘柄を中心に幅広い銘柄が買われ、日経平均は徐々に下値を切り上げる動きとなった。前引けにかけては20,400円台を回復し、結局142円高の20,407円で前場の取引を終えている。
物色面では、トヨタや富士重、マツダなどの自動車株、ソニーやパナソニック、アルプスなどのハイテク株が上昇しているほか、T&DHDや東京海上などの保険株も確り。また、東電や関西電、北海電などの電力株、双日や三菱商、兼松などの商社株が強く、イオンやJフロント、ニトリHDなどの小売関連株も堅調に推移している。個別では、国内証券が投資判断を2段階引き上げた三菱重が3.4%高となり、不採算店舗を全国で約40店閉鎖すると伝わったヤマダ電も買われている。
半面、日立やNECなど電機株の一角が甘く、森永菓やグリコ、カルビーなどの食品株も冴えない動きとなっている。そのほかでは、大平金や邦チタニウムなどの非鉄株が軟調に推移し、個別では、公募増資で最大101億円を調達すると発表したプリマハムが希薄化懸念から急落している。
値上がり銘柄数は1,088、値下がり銘柄数は640。