信用取引のコスト
私がメインで使っている楽天証券では、信用取引の売買手数料が現物と比較してかなり安いです。
『楽天証券HPより抜粋』
手数料/ワンショットコース
◇現物取引:
50万円以下・・・472円/1回
100万円以下・・・840円/1回
150万円以下・・・1,050円/1回
150万円超・・・1,575円/1回
◇信用取引:
30万円以下・・・262円/1回
30万円超・・・472円/1回
※指値・成行共通
(抜粋ここまで)
私の場合、一回の建玉がだいたい100万~150万なので、現物取引だと2100円かかるところが信用取引では944円となんと半額以下ですみます。
そしてついつい信用取引で売買してしまいますが・・。
そうです、信用取引は証券会社からお金を借りての売買なので金利がつきます。
『楽天証券HPより抜粋 その2』
買方金利はそれぞれ年2.85%(制度)と年3.09%(一般)、貸株料は年1.10%(制度のみ)と、たいへんリーズナブルです。
信用取引をはじめるのに必要な保証金は最低30万円。現物株式での代用も可能です。また、委託保証金率は30%、委託保証金最低維持率(追証ライン)は20%と、業界最低水準です。
(抜粋ここまで)
追証ラインは確かに低く設定されていますが、金利は高い部類に入ると思います。
計算しやすいように金利3%で100万円分を信用取引で購入して、20日ホールドして売却したとします。
売買手数料は944円ですが、金利は100万円×3%×20÷365 で、約1644円もかかります。
合計で2588円。現物買いにかかるコストの2100円を軽くオーバーしてしまっています・・。
でも、10日程度のホールドであれば1766円なので信用取引のほうが安くつくんですね。
そう考えるといったん信用取引で買って、ホールドできると判断したところで現引きするのがよさそうです。
そもそも資金が少ないので、現物だとほとんど買えないから信用取引を利用しているので現引きする余裕はないのですが(-.-;)
資金量が多い人のほうが、こんなところでも有利ですね。