年末になりラーメン雑誌も今年を総括するものが多く発売されてきています。
毎年出版するのですからリピートして買ってもらうためには新店を多く掲載しないといけない、ということで最近のラーメン雑誌は紙面の半分以上がその年に新しくオープンした店、というのが現状です。
今年話題になってほとんどどの雑誌でもとりあげられている店は、TRYで最優秀をとっている木更津のばくばく以外はほとんどの店に足を運んでいるのですが、そんな話題の店の中での僕のおすすめを書いていきます。
一位
饗(くろき)@秋葉原 塩そば
新店とは思えぬ完成度でびっくりしています。
和食出身だそうなのですが、独創的なもので、バランス感覚もすばらしいです。
ここは味噌もあるのですが、こちらは濃厚なもので全くべクトルが違います。味噌はよくあるタイプで、自分があまり得意ではないということもありますが、ここに来たら唯一無二な味わいのしおを食することを強くおすすめします。

これは特製です。いろどりもよいので写真を撮っちゃいました。
ふだんはめったに全部盛りはしないのですがここなら満足します。
二位
ソラノイロ@麹町 ベジソバ
最初に訪問した時はしょうゆを食べたのですがあまりパッとしなかったのですが(一般的には評価は高いです)、二度目に訪れて食べた二大看板のもうひとつのベジソバを食べたらびっくりしました。
変り種系では僕の中ではトップクラスのおいしさでした。
野菜を使ったというと最近の流行はじゃがいもなどで粘度をを出したベジポタ系といわれる濃厚なものですが、粘度のあるものではなくスープの中に絶妙に野菜が溶け込んでいてすばらしいです。ムール貝なども使っているらしくこくもあるしおいしいです。
麺は赤くてにんじんを練りこんでいるらしく、これもポイントが高くなる要素でした。
女性に食べさせて感想を聞きたい一品です。
同率二位
美登里@浅草 味自慢ラーメン(with生卵)
ベジソバとは全くベクトルが違うので差のつけようがないので同率にしてみました。
昨日食べに行ったのですがびっくりしました。味だけではなく雰囲気なども気にいって久しぶりに好きな店をみつけたかんじです。
佐賀ラーメンだそうで、豚骨なんだけれど東京のラーメン屋には存在しない味わいです。クリアーでくさみがないけど奥があるといったかんじでしょうか。
ちょっとだけしょっぱいと感じたのですが、これが通常なのかもっとベストな時があるのか何回も食べに行きたくなりました。
いなりずしが二個で50円など、値段も良心的でとても良いお店です。
ただ東武線、浅草線の浅草の駅からは10分以上歩いた辺鄙なところにあるのが難点です。
でも浅草寺の境内をつっきって歩いたり昭和なレトロな街並みなど歩いていてけっこう楽しかったです。
次点
マタドール@北千住 醤油らぁ麺
ここも話題の店です。
名前からもわかるとおり牛骨ベースのスープです。
店内はラーメン屋ぽくなくてそこも面白いです。
なぜ次点にしたかというと、牛すじが入っているからかその甘みが少し気になって、塩はその甘みはなくこれもまた逸品だということで食べたかったのですが閉店のタイミングで食べれずじまいなので、現在はこの位置にしています。
ここはサイドメニューも含めてメニューがたくさんあってどれもおいしそうなので困ります。でも北千住まではなかなか行けないのです。
といったところが今年度オープンした店で特に印象に残ったところです。
最近の新店の傾向として、たれなどを変えるだけではなくスープなども異なる全く別物のラーメンを何種類か提供する店というのがとても多いのです。そしてどれもが完成度が高くそれぞれの種類で店舗をかまえてもお店が成り立ってしまうようなラーメン屋もあります。
これは何度も通う人にとってはすごくうれしいと思うのですがコレクター、評論家泣かせでもあります。一杯食べただけでは評価ができないという。
それに僕のように何度も通いたいお店を探すためにいろんな店を訪れる人は、一回行ってあまりよくなかったらその店には二度と訪れなくなってしまいます。他に好みの味があったとしてもそれに気がつくこともなくその店は頭の中から消えてしまうのです。
おそらくくろきもみそを最初に食べていたらもう訪れていなったかもしれません。たぶんそういう人もいるはずです。
なので何種類も提供している店というのは非常に困ったものです。
つけめんとラーメンでちょっと違う、といったレベルではなくもう一品が想像できないようなまったく別物のラーメンを出す店が非常に多くなっています。
僕は、何かしら気になるところがあったら再び訪れて違うメニューを試すようにしています。そのひとつの例がソラノイロでした。
種類が多くてどれもクオリティが高いのは利点だけではないなーと思っている今日このごろです。
ということで今回は僕のすすめるメニューも明記しておきました。