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カテゴリ:東京ドイツワイン協会(ケナー関係含む)
こちらのブログは全然更新できていませんが、ドイツワインフェストのことはこちらのほうがよいと思いこちらのブログに投稿します。と思い開いたら昨年のフェストの記事から1年ぶりの投稿でした。 僕は運営に関わっているので、いくつかの側面からの感想、報告となります。 一種類ワインが届かないというアクシデントがありましたが、お詫びとして3種類用意していた有料試飲のうちゼクトを無料にし喜んでいただけたのでほっとしています(本数を多く用意していなかったので希望する全員の方には行きわたりませんでしたが)。 スタッフの打ち上げでは提供したワインを飲みました。その中でケラーのシュペートレーゼだけ用意するのを忘れてしまったのでこの画像にはありません。 毎年来場者にはアンケートを書いてもらっているのですが今年は参加者の4分の1の方に書いていただき興味深い内容のものがたくさんありました。 おいしかったワインを挙げていただく問いには、全てのワインが挙げられていたことがとてもよかったです。一定のワインに集中することがない、ということは幅広い好みの方に対応でき、それぞれの方によいと思ってもらえるワインをそろえているということです。ドイツワインの多様性とさまざまなタイプでもそれぞれおいしいワインがあるということを示せていることになるのでこのアンケートの結果に安心しました。 今回のリストです。お出しできなかったロバートヴァイルを削除したものを載せます。300円での有料試飲2種類、入場の際のウエルカムドリンクを含めて17種類をお飲みいただけました。 ここからは僕個人の感想の味わいの感想も多く含まれています。 辛口の白ワインは結果的に4種類となりました。飲み口がやわらかいがコクのあるタイプが多く、もっとパワフルなものもあればよかったあとは思いましたが、この4種類でも味わいは異なるのでドイツワインの辛口にはどういったものがある、というのを知っていただく役割は果たせたかと思います。 赤はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)2種類です。タイプが異なり、賛否両論だったのが面白かったです。個人的にはアールのマイヤーネーケルのシーファー土壌のぎゅっと果実味がまとまった芯ある味わいがより好みでした。 暑い時期だったのでゼクト(スパークリングワイン)も数種用意しましたが、ドイツのおいしいスパークリングワインが飲めてよかったという声が多くてよかったです。あまり知られていませんが、ドイツ人はスパークリングワインが大好きでほとんどの醸造所からゼクトはリリースされています。タイプは多様で、今回用意したものもタイプが異なっていて、それぞれの方においしいと思えるものを紹介できてよかったです。僕は親しみのあるやさしさがありながら芯もあるライツのロゼのゼクトがよかったです。レープホルツは辛口ワインでファンが多いですが、そういった造り手がどういうゼクトを造るのかということを知っていただけたのがよかったです。 リースリングの甘口系では、エゴンミュラーがQBAで販売ししているラインの一番下であってもエゴンミュラーらしさの感じられる深みのある味わいで好評でした。2012年ということ少し熟成しているので個性がより出てきているということもあると思います。 フーバーの高価な赤ワインが造られる畑の単一畑のシュペートブルグンダーのロゼは、繊細ながらもうまみが凝縮していました。1万円近くの価格なので、個人的にはこの価格を出して買いたいとは思えませんが、多くの方に良いと思ってもらえる素晴らしいゼクトでした。 有料でのアウスレーゼは若いワインの良さと熟成した時の良さを知ってもらいたいという意図で2014年と2005年のモーゼルのトップレベルの甘口を造る造り手のワインを用意しました。 ざっとですが感想を書いていきました。
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