プロレスな2日間 DDT武道館とアイスリボン新木場マッスルビーナス4周年
今週末は2日連続でプロレスを観に行きました。観戦記ではなく感想です。土曜日はDDTの武道館大会でした。無謀だと思われていた両国大会を2年連続で成功しさらに高みを目指し今年は武道館で行われ満員となりました。新日、全日、ノアなどはメジャー団体と呼ばれていて、インディーに位置づけられているDDTが今年のプロレス団体の唯一の武道館大会というのはメジャー、インディーのくくりを越えてプロレス団体のトップグループに位置しているといえるでしょう。この興業を観戦してその考えは疑いの余地のないことだと思いました。戦いという部分だけでなくお笑いの要素がかなりあるのでそういう部分を認めない人もいると思うのですが、ここまでしっかりと作品に仕上がっているのはすごいことで、そして日本のプロレスの形としてはこれが完成形なのではないかと思いました。笑いもメインのような壮絶な闘いもあり「面白い」と感じる興業なのです。WWEの要素もあり日本人のつぼにはまる要素もあって日本人のプロレスとしてはこの形が一番なのではと思いました。もちろん新日本プロレスこそが最高峰という人もいると思うのですが、それはファッションでいうところのギャル系、かわいい系という違い(それに伴う文化や思想の違いも含む)だと思います。プロレスは結果だけではなくその勝敗への課程も重要なスポーツでありエンターテイメントでもあるコンテンツなのですが、そういう捉え方をした上でプロレスとはなにかと考えたときの意味合いではDDTの内容というのはプロレスの完成形、最強なのではと思ったのです。現状に満足することはなく常に上を目指しているのはすごいです。無理だろうという大きな目標を常にかかげ現状に満足することなく前へ進む姿勢はビジネスモデルとしても成功だといえます。5年後には東京ドーム興行をするという発表をしましたが、今日観た人は、大丈夫なの? ではなく実現できる夢として応援していくでしょう。それだけの力を持っていてなおかつ上を目指しているから成功しているのだと思います。今回は15周年興行なのですが0から始めてここまでたどり着いた高木三四郎さんは本当にすごい人だと思います。一万人が目撃した、ではなくこの素晴らしい内容を一万人しか観てない、という言い方をしているところでも彼の経営者としてのすごさを感じました。仮に僕が経営者となっても同じ方向にはならないと思いますが彼は尊敬できる人です。僕はDDTの歴史と共に歩んできたわけではないのでこの興行を観てすごいとしか言えないですが一緒に歩んできたファンはこの大会は感慨深かったでしょう。そしててまだ止まらないで挑戦するこの団体は本当にすごいです。内容はくだらないことが多いのですが、バカなことでも真面目に真摯な姿勢でやればこういうふうになれるという良い例でしょう。今回の大会の内容についての感想は長くなるので書きません。観戦記などを書いている人がたくさんいるでしょうし。楽しませてくれて感動もあったすばらしい5時間だったとだけ書いておきます。メインは壮絶すぎました。戦前から言われていましたが今年のベストバウト候補になるでしょう。メジャー団体を差し置いてです(僕は一番になるとは思ってはいませんが)。2人にしかできない異次元の戦いでした。ただ、危ない技をかけることが良い試合ではないという例になったかもしれません。一階に昇ってからアリーナへのケプラーダやトップロープの上にいる相手をフランケンシュタイナーで場外へ落とすとか恐ろしいことをしていました。会場は沸いて興奮したのは事実ですが、そういう技だけがプロレスではないからこういう戦いはもうしたくないと飯伏さんも試合後に語っていたように、そういう技だけでなくプロレスは面白いといえるような戦いが理想だと思いました。実際に、そういう技がなくても彼ら二人の想像できない返し技や身体能力のすごさからくる連続技などは魅せてくれたので。オープニングとエンディングではサンプラザ中野さんが「大きな玉ねぎの下で」を歌いました。オープニングはアップテンポなリミックスのアレンジで、最後は原曲で選手全員が順番に出ながらのカーテンコール的な役割というにくい演出で、こういうのでもDDTのセンスの良さがわかります。そして日曜は新木場で行われたアイスリボン(女子プロレス団体)を観に行きました。前日は一万人の会場で翌日は200人の会場ですが、どちらも満足できたのがプロレスの魅力です。それぞれの会場の規模や団体ごとに魅力があるのです。アイスリボンのタッグベルトはつくし、くるみが奪取したのですがすごくうれしかったです。中学3年と中学1年の2人ということにびっくりするかもしれませんが、彼女らはアイスリボンのトップ戦線にいて若い子が実力で勝ち取っていること、そして同期(ライバルでもありますが)のこの2人で獲ったことが微笑ましくそしてうれいしいのです。今後どういう防衛戦をし前に進んでいくのかがとても楽しみです。つくしちゃんのことは前の記事で力説していますのでよかったら読んでください。メインは想像よりも内藤、成宮組が押していました。自分が藤本つかさのファンでなかったら完全にこちらの応援にまわって勝利を願っていた、という内容でした。彼女らが勝った方がほうが今後も含めて面白かったのかなーと思ってしまいました。気迫も攻撃もすごかったです。特に成宮さんは戦いへの姿勢、意識のすごさを間近で見て感じました。勝ちがついてこないというだけの状態だと思うので腐らずに前を見ていれば必ず結果がつくでしょう。一年前に成宮さんがここまでになると想像していた人は少ないでしょうし今の姿勢を貫いていればもっと先の世界に進めるはずです。努力は報われるというのをアイスリボンで今一番示しているのは彼女だと思います。もちろんみんながんばっているのですが短い期間で目に見えて(結果だけではなく内容でも)ぐんぐん前に進んでいるのは成宮さんでしょう。内藤さんも3人に劣っては見えないすばらしい戦いをしていました。マッスルビーナスの藤本つかさ、志田光の2人はチームワークの素晴らしさがよくわかりました。ほとんど意思を確認することなくダブルや強烈で効率的な2人による連続攻撃を行っていました。このチームワークが勝敗をわけたと思います。成宮さんのほうが多く書いていますがこの2人マッスルビーナスが大好きです。この2人がいるからアイスリボンを僕がここまで好きになったといっても過言ではありません。姿勢や戦い方が自分に一番フィットしたのです。そして、つくし、くるみタッグもそうですが、同期の絆タッグというのは深い結びつきを感じ応援したくなっちゃうのです。この大会は映画のためにプロレスデビューしたマッスルビーナスの4周年記念大会でした。今残っているのは松本都を含む3人です。彼女らが締めたのですがそのマイクが良かったです。先に書きますが松本都が、私ではなく私たちと言ったこと、ちゃんと締めたことにびっくりし感動してしまいました。仲は悪くても強い絆で繋がっているのだなーと。仲は悪くはないけれどベタベタはしていないけれど絆の強いSKE3期みたいだと思いました。こういう関係性が僕は好きみたいです。志田、つっかのマイクは、4年続けてこういう今を築き上げられたのはすごいこと、そしてこれからもアイスリボンを誰も想像しない団体にしていきたい。私たちについていけば夢をみせてあげるからついてきて、というような内容でした。力強く頼もしくてとてもうれしかったです。未来への意志は間違いなく昨日のDDT大会の影響を受けての発言なのは間違いないでしょう。つっかは試合に出ていて、志田さんは観戦していました。想えば実現できるというのを目の当たりにしたら感化されないわけはないでしょう。アイスリボンだってDDTのように実力があり魅力のある団体だから想えば未来は開けるはずです。その未来のためにファンは応援し夢を共有し喜びを分かち合っていきたいです。9月の後楽園大会はドイツにいるため観戦できないのが悔しいです。waveのと対抗戦で活躍するハム子さんを観たかったのですが。