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カテゴリ:スマイル
ネットの良し悪し。
いろんな人の意見が見られること。 スマイルの感想を見て回るのが楽しみのひとつ。 非常に賢いなあと思う方も何人も感想をあげてらっしゃって。 それを読むのが楽しい。 頭の良さは文章に如実に現れる。一番は喋りだけど。 きわめて筋道の通ったドラマの解釈を理路整然と述べている方。そういう方々はおしなべて非常に文面も温かい。ものの見方が温かい。 文章には人間性も見え隠れするのだ。当たり前だよね、自分の考えを書き表してるんだから、そこに確実に自分の価値観や主観、規範意識、人への視線が反映される。 心の広さを感じたり、純粋さを感じたり、優しさを感じたり。特にスマイルの感想は読みでのあるものも多い。 翻って自分の感想を見たら、酷いもんだ(笑) 分かりにくいし長いし、表現は冗長でくどいし。頭悪っ、と我ながら思う。 でも、想いだけはあるんです。 んで、今回書きたかったのは、「スマイル」が「ダンザー・イン・ザ・ダーク」「わたしは貝になりたい」を彷彿させるというご意見をみて思ったこと。 ダンサー・イン・ザ・ダークを彷彿させるのはかねてから自分も思っていたこと。 私の金返せ映画2本のうちの1本です。(もう一本はブレアウィッチ・プロジェクト) 名作なんです。とてもいいミュージカル映画。 でも、とことん暗い。死ぬほど暗い。救いが全くない。 最後に主役の女性はあらぬ罪で死刑になるのですが。絞首台に上ってロープを首にかけられた彼女が高らかに歌い出す。でもその歌の途中でボタンは押される。 ぷっつりと途切れる歌声。 確かそんな場面があったと思う。映画館に見に行ったっきりなので、遠い記憶で定かではありません。脚色しまくってるかも? 貝になりたいはあらすじしか知りません。でも最後、死刑になるんですよね。 二本とも名作。たぶん。(貝は見てないので)いい映画だと思います。 でもね。 スマイルは名作にしなくていいから! と、この二日間本気で思っております。 ご都合主義になってもいいから、ビトを生還させてほしい。 だって、映画は二本とも「子供」がいるんですよ。 彼らは世界に彼らがいた証をもう残せてる。 でもビトには何もない。 哀しすぎますよー。町村家のみんなが、一馬さんが、花ちゃんが覚えててくれるだけとか。 僕の生きた証が、ここにある。 スマイルが始まる前のスポットで、そんなビトのモノローグが流れていました。 証残してから死ねや!と思わずにいられません。今のままじゃ証もくそもないです。 とまあ、的外れな部分で燃え上がれる自分ってすごいと自画自賛。 とにかく生き延びさせてください。 この場合神様は制作者の石井さんとか瀬戸口さんとかになるんですよね。 お願いします。制作者さま。 ビトを助けてください。 と、予告を見返すたびに本気で願ってます。 追記。 やっと10話をリピートできました。 が、しかし裁判部分はビトの証言と林母証言部分以外は早送り。このドラマを早送りでみたのは初めてです。 運動場の白いコスモスから最後の控訴取り下げまで、号泣です。声をあげて号泣。 たまらん。 絶対こんなのおかしいから!と、一人でテレビ見て泣きながら思う…って、こえーよ、私(笑) でもまあ、こうやって一人の人間を狂わせた罪なドラマでございます、スマイル。 いや、狂わせたのはドラマではなくビトか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/06/21 04:11:13 PM
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