2011/09/06(火)23:52
jun style
松本さんのラジオを聴ける環境になったのはごく最近で、それまではいろんな手を尽くして聴いたり、レポを読ませていただいたりしてた。
1年ちょっとかな。実際にリアルタイムで聴けるようになったのは。
そうして、土曜の10時20分からの30分は、短くて濃くて、かけがえのない癒しの時間となっていた。
心に残ってる松本さんの言葉や意見はたくさんたくさんある。
リアルタイムで聴くようになってからは、口調や声のトーンや滲む優しさと相まって、それが一層心の芯に届くように感じていた。
今月24日で終了しますと松本さんが告げた瞬間、「ああやっぱり」と思った。
大切なお知らせがあります。あの時から予感はしていたから。
でも実際に耳にした時のショックは、洒落にならなかった。
その日一日、中島みゆきを聴いていましたとさ(笑)
悲しい時は悲しい曲を聴いて涙を流すのが一番だから。
辛い時も打ちのめされた時も、松本さんの声を聴いて慰められ癒され、そしてがんばろって気持ちにさせてもらえてた。
私はとっても小さくて不出来な人間なので、ほんとに凹むことが多いのだ。
どれだけjun styleに助けられてたか。
そのつっかえ棒がなくなってしまう。
その喪失感たるや。
悲しくて悲しくて寂しくて、ほんとに涙こぼして泣いてた。
自分にとって一番大切な番組だったんだなあっていまさらながらに思う。
松本さんが何を考えているか、どんな人なのか、ということが、透けて見えるような気になれた。
掌の中に松本潤という人の体温がちょっぴり感じられるような気になれた。
コンサートのきらきら輝くアイドル松本潤という実体の真実とはまた別に、もっとずっと近くに感じられたんだな。きっと。松本潤という人が。
さてここまでは自分側の勝手な感慨についてうだうだ述べてきたんだが。
この告知をした後に松本さんがかけてくれた曲を聴いて、そっかと思った。
彼のことだ、絶対にこの選曲には意味があるに決まってる。
「サクラ咲ケ」
落ち着いてから何度も聴き直し、そして聴くたびに涙する。
涙しながら口ずさみ、口ずさみながら
松本潤のゆく道にエールを送らずにはいられなくなる。
昨日の僕に バイバイ
走り出した街の音は歓声のよう
振り向くな
後ろには明日はないから
前を向け
駅前で誰か歌ってる
それは君の好きな歌
遠く離れても消して消えない
だから別れじゃない
いつかふたり 望む場所で
めぐり会いたい
振り向くな後ろには明日はないから
前へ 前へ
jun styleが積み重ねて来た9年間。
ジュンスタイルとしてだけではなく、松本潤としてだけではなく、じつはリスナーのみんなにとっても、ジュンスタイルに関わる9年間がある。それぞれの歴史がある。
一口にラジオ番組って流してしまうことのできないたくさんの意味合いがそこに生まれていたんだよなあ。
私はたかだか4年間程度の歴史しか持たないけれど、それでもその歴史は、自分にとっての宝物だ。
ずーっとずーっと、大事にしまってとっておく。
素敵なかけがえのない温かい気持ちになれる時間を、毎週本当にありがとうございました。
でもね。
多分もう少し泣くと思う。
今も泣いてるし。
強がり言うて自分に言い聞かせる言葉も真実なんだけどね。
でも寂しい。ほんとに寂しい。