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演 奏 会 の 旅

演 奏 会 の 旅

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元帥閣下

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元帥閣下@ Re[2]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん 演奏会お疲れ様でした! 10月1…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) 2014.10.12(ホクト文化ホ-ル.中…
ぅ〃*@ Re[1]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) わざわざお返事ありがとうございましたっ!…
元帥閣下@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん、詳細なレポートありがとうござ…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) はじめましてっ…でいぃのかな〃 柳町中学…
July 3, 2022
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テーマ:吹奏楽(3399)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2022.7.3(日) 14:00開演晴れ
場所 :上田市交流文化芸術センター サントミューゼ小ホール(320名収容)

アンサンブルノワイエPresents ポミエウインドアンサンブルコンサートへ行ってきました。ぺんぎん

プログラム
第1部 オーケストラ作品
1.G.F.ヘンデル/「水上の音楽」よりアラ・ホーンパイプ
2.J.S.バッハ/トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
3.P.マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
4.M.P.ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」より

第2部 吹奏楽作品
5.J.ヴァン=デルロースト/アルセナール
6.G.ホルスト/吹奏楽のための第一組曲
7.A.リード/エル・カミーノ・レアル

アンコール
8.J.P.スーザ/星条旗よ永遠なれ

レポート
「水上の音楽」よりアラ・ホーンパイプ
解説によれば、イギリスのテムズ川にて行われた船遊びで演奏された曲とのことで、演奏者が船に乗って国王のために夜通し演奏するという一見優雅だが、ある意味耐久レース的な過酷さが感じられるものがありました。そして楽曲はとても涼しげで華やか、そして格調高く、まさに宮廷や貴族の館を紹介する時のBGMにピッタリというイメージがあり、編成の中にピッコロトランペットが入っているのが、この曲の特徴的なサウンドの核となっているように感じました。馬

トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
音楽の父と言われるバッハが生きたバロック時代にはまだピアノが発明されていなかったことから、その作品群はオルガンの響きを感じさせるものが主体となっていますが、その代表的作品がこちらということで、知名度から言ってもバッハの作品ではかなり高いものがあると感じます。私事ながらこの曲を数年前に吹奏楽で取り組んだことがあり、印象とすれば合奏してもなかなか曲にならない・・・難易度が相当高いということをひしひしと感じましたが、その要因の1つとすれば旋律も伴奏も無く全員が主役というイメージがあり、今思えばバッハの音楽の特徴をよく勉強してから取り組めばもう少し近道があったのかなと感じた次第です。葉

歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲
楽曲紹介で「あれか!それか!これか!」的にピンと来る曲だとのことでしたが、まさにその通りで、例えばコンクールなどでとてもよく演奏される歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」の楽曲群をメドレーにした宍倉氏編曲版などでは、楽曲の中でのクライマックスは?と言えばフィナーレではなく、中間部にあるこの間奏曲なのかな?ということを感じるところもあり、最も有名な曲というのは間違いないところと感じました。さくら

組曲「展覧会の絵」より
演奏に先だって、このコンサートの楽曲のすべての編曲を担当した作曲家の松本真結子氏のインタビューがあり、クラシックから吹奏楽曲までの幅広い楽曲群を11人という編成にする編曲の醍醐味が語られました。その中でこの展覧会の絵の編曲については、原典となるピアノ版とラヴェルの管弦楽曲版の両方を見比べて、ラヴェルが書き足した音を吟味する作業がとても有意義なものだったとのコメントがありました。考えてみれば、今日吹奏楽で最も人気のある曲である宝島の原曲はノリが良い曲かな?という印象の域を出ない気がしますが、真島俊夫氏のアレンジによって、冒頭のアゴゴベル、サクソフォーンのソロ、金管群のソリと相当に豪華な曲に仕立てられており、編曲によって曲は劇的に生まれ変わるものということを再確認するところがありました。そしてこの展覧会の絵での松本氏のアレンジも11人のポテンシャルを最大限に発揮するような形に編曲されていて、組曲の1つ1つがとても生き生きとしていた印象がありました。パレット

アルセナール
吹奏楽の大定番曲ですが、原典が吹奏楽曲ということで、11人編成になっても最も吹奏楽に近いイメージの聴こえ方かなという印象を受けました。また楽曲紹介の中でJ.ヴァン=デルロースト氏の功績についても触れられ、氏が後進の育成にとても熱心であること、何度も来日してクリニックを行い、ポミエのメンバーも一度ならず参加して指導を受けたことなども語られ、日本でJ.ヴァン=デルロースト氏の楽曲がよく演奏され、人気がある理由が少しわかった気がしました。卒業式

吹奏楽のための第一組曲
まだ吹奏楽のオリジナル曲が少なかった時代(1909年)にホルストが世に出した本格的な組曲で、今では古典と言ってもよい歴史ある曲ですが、この曲は若い人たちにも是非演奏して曲を体験していろいろなことを学んで欲しいというのが、吹奏楽に長く携わっている人たちの共通した認識なのかなと感じました。私自身も過去1回だけ第一組曲に取り組んだことがありますが、改めて聴いてみるとまたやってみたいと思うところがありました。仕事かばん

エル・カミーノ・レアル
数多くの吹奏楽曲を世に送り出したアルフレッド・リードの作品群の中でも一二を争う人気がある曲という感があり、2016年に放映された野庭高校吹奏楽部をモデルにしたドラマの仰げば尊しでもコンクールの自由曲として取り上げられたことから一般的にも知名度が高い印象があります。この大曲を11人編成で演奏するとなると、弱奏部はほぼ原曲に近い形で表現できそうかなと思いましたが、強奏部の音の厚みをどう表現するのか?ということが興味深いところでしたが、9人で出来うる最大限の工夫がされていてとても圧巻の演奏でした。王冠

星条旗よ永遠なれ
アンコールは宝島?という予想もありましたが、正当派マーチの星条旗となりました。私事ながら、学生時代に初めて楽器を手にして練習曲として渡されたものが星条旗だったということもあり、自身の原点ともなる曲であり相当に感慨深いものがありました。また星条旗では後半のピッコロソロが1つの見せ場になっていますが、こちらも素晴らしいものでした。星

まとめ
グループ名のポミエとは、フランス語でりんごの木を意味するとの説明がありましたが、信州のりんごに関連づけているそうで、メンバー全員が小諸高校音楽科の出身ということに由来するのかもしれません。またこちらのグループは、県内で活動するトリオ(ピアノ町田莉佳氏・トランペット蓬田奈津美氏・サクソフォーン山本直哉氏)ユニットであるアンサンブルノワイエPresentsということで、ポミエウインドアンサブルは新たな挑戦としてスタートした企画で今後が大いに楽しみなところです。鍵





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Last updated  July 9, 2022 09:19:37 AM



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