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テーマ:吹奏楽(3446)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2024.11.24(日) 16:30開演
場所 :ホクト文化ホール 中ホール(984名収容) 信州大学吹奏楽団の第41回定期演奏会に行ってきました。 プログラム 第1部 1.ヴィヴァ・ムジカ! 2.2024年全日本吹奏楽コンクール課題曲「メルヘン」 3.2024年全日本吹奏楽コンクール自由曲 「吹奏楽のための交響曲『ワインダーク・シー』」 第2部 4.ディスコ・キッド 5.シュガーソングとビターステップ 6.ムーンライト・セレナーデ 7.ジャパニーズ・グラフィティXIX 8.ウエスト・サイド・ストーリー・セレクション 第3部 9.カンタベリー・コラール 10.「GR」よりシンフォニック・セレクション レポート ヴィヴァ・ムジカ! 曲目解説によれば「音楽万歳」の意味がこめられており、アルフレッド・リード自身の指揮で初演されたとのことで、緩やかな中間部を持たない4分ほどの尺にリード音楽の魅力が凝縮されているように感じました。難易度的には金管も木管もけっこうな練習量を要求されるような印象があり、それもそのはず…ヴァンダークック音楽大学の委嘱作品とのことで、リード自身も「ならば難しく書いてやろう!」という気持ちがあったのかなと想像した次第です。 2024年全日本吹奏楽コンクール課題曲「メルヘン」 信州大学吹奏楽団は、今年12年ぶり2回目の全国大会出場を果たしたということで、全国大会クオリティーの課題曲を生で聴ける貴重な機会となりました。こちらの楽曲は酒井格氏特有のメルヘンチックな作風(出世作となった「たなばた」でその片鱗を伺える)を感じることができ、とても心地よいひとときになりました。 「吹奏楽のための交響曲『ワインダーク・シー』」 曲目解説によれば、古代ギリシャ神話「オデュッセイア」をテーマとし、主人公のオデュッセイアがさまざまな困難を乗り越えながら10年の歳月をかけて故郷に戻るまでの冒険の様子が描かれ、音楽的な魅力として明暗が混在する不協和音によって作り出される力強さや儚さがあるとのことで、そんなストーリーを想像しつつ、音楽的な魅力に耳を傾けつつ楽しませていただきましたが、そのクオリティーの高さに感嘆するとともに、楽曲の持つ魅力を存分に楽しませていただきました。 ※今回、都合により第1部しか拝聴できなかったため、レポートが限定的になってしまったことはご容赦ください。 まとめ 30年以上前からコンクールや演奏会で幾度となく信州大学吹奏楽団の演奏を聴く機会がありましたが、当時から変わらず指揮をとるバンドディレクターの荒井弘太氏の健在ぶりや、少子化が叫ばれて久しいご時世にあっても大人数を維持するバンドの規模とその演奏のクオリティーの高さにはいつも感心させられるところです。そして今年は全日本吹奏楽コンクールにおいて12年ぶり2回目の全国大会出場という輝かしい出来事もあり、話題の多い1年という印象を受けた次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2024 10:59:43 PM
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