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テーマ:クラリネットアンサンブル(80)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2025.10.13(月) 14:00開演
場所 :松本市音楽文化ホール・メインホール(693名収容) 松本クラリネットアンサンブルの第28定期演奏会に行ってきました。また縁あってSTAGE2から演奏者として参加させていただきましたので、演奏者視点でのレポートもさせていただきます。 プログラム STAGE1 1.おもちゃの兵隊の観兵式 2.「スペイン組曲 第1集 作品47」より第3曲「セヴィーリャ」 3.喜歌劇「こうもり」セレクション 4.情熱大陸 STAGE2 5.「組曲 ニ短調 HWV448」より第5曲「シャコンヌ」 6.スラヴ舞曲 作品72 第2番 7.ハンガリー舞曲 第6番 8.ファンタスティック・ズー! 9.「管弦楽組曲 第3番 ニ短調」より第2曲「アリア(G線上のアリア)」 10.「となりのトトロ」メドレー アンコール 11.アリオーソ 12.聖者の行進 レポート おもちゃの兵隊の観兵式 クラリネット4重奏による演奏で、オープニングによく似合う推進力のある楽曲ですが、私自身この曲はかなり前に使っていたガラケーの着信音の1つで入っていたことが記憶に残っており、電子音にも関わらず完成度が高かったので、気に入って着信音に設定していたことを懐かしく想い出した次第です。 「スペイン組曲 第1集 作品47」より第3曲「セヴィーリャ」 クラリネット4重奏による演奏で、サクソフォーンアンサンブルで演奏されることが多いという紹介がありましたが、金属的な艶のあるサクソフォーンの音色とは違うクラリネットの木の暖かい音色でのこちらの曲のアンサンブルは、また違った味があってとてもステキだなと感じました。 喜歌劇「こうもり」セレクション クラリネット5重奏による演奏で、今年はシュトラウス2世の生誕200年であることから、こうもりの演奏機会も多い訳ですが、そんな名曲こうもりのおいしいところをつなぎ合わせて作られたのがこちらの楽曲ということで、楽しく聴かせていただきました。また私自身、この曲は昨年別団体で演奏した縁もあってより親しみを感じるところがありました。 情熱大陸 クラリネット5重奏による演奏で、葉加瀬太郎氏による楽曲ですが、どこかマシーンを連想させるような特徴的な伴奏に格好良い旋律がのっかるということで、とても粋な感じを受けました。またこの曲は、吹奏楽でも複数のアレンジが存在しアンサンブル用の楽譜も多数出版されていることから、より耳なじみのあるポピュラー音楽なのだなと改めて感じました。 「組曲 ニ短調 HWV448」より第5曲「シャコンヌ」 ここからは今回の演奏会に集った15名の出演者全員による演奏となりましたが、まずはヘンデルの有名なシャコンヌからスタート。こちらの楽曲は、音の処理がやや独特で特に伴奏は楽譜通りに演奏してしまうとシャコンヌらしくない…という印象がありました。また響きのよい音楽文化ホールということもあり、そのあたりも考えつつの演奏となりました。 スラヴ舞曲 作品72 第2番~ハンガリー舞曲 第6番 2曲続けての演奏になりましたが、曲紹介の中でブラームスのハンガリー舞曲がまずあって、ブラームスの勧めでドヴォルザークがスラヴ舞曲を書いたというお話があり、この有名な2曲にそんな関連性があったのかと大いに興味が湧いたところでした。楽曲の方は、スラヴ舞曲は、私のイメージとすれば濃いグリーン。木が生い茂った暗めの湖のほとりで流れる音楽といったイメージを持ちながらの演奏となりました。そしてハンガリー舞曲はスペシャルコンサートマスターの春山俊介氏がリハーサルで何を考えているかわからない女性とつきあって振り回されている感じの曲と表現されていましたが、まさしくそんなじゃじゃ馬的な曲。意表をつかれる音楽というところです。 ファンタスティック・ズー!~動物童謡メドレー~ 犬のおまわりさん~ぞうさん~山の音楽家~証誠寺の狸囃子~かもめの水兵さん~七つの子~お猿のかごや~兎と亀~かたつむり~金太郎~森のくまさん~かえるのうたを組み込んだ大メドレーですが、冒頭がサン=サーンスの動物の謝肉祭になっているのがとてもお洒落だなと感じました。私自身この曲は、過去に何度か演奏した記憶がありますが、曲紹介でファンタステスィック・シー!という兄弟分の曲もあることに触れられ、そちらにも興味が湧いた次第です。 「管弦楽組曲 第3番 ニ短調」より第2曲「アリア(G線上のアリア)」 曲紹介でヴァイオリンのG線だけで演奏できるからG線上のアリアというお話があり、そんなことを念頭に置きつつ、バッハの超有名曲をヴァイオリンの弦をイメージしながらの演奏となりました。 「となりのトトロ」メドレー さんぽ~五月の村~風の通り道~ねこバス~エンディングテーマのメドレーで、もともとはクラリネット6重奏曲による福田洋介氏による編曲版ですが、私自身1月に6重奏で演奏したこともあって曲の構造はわかっていましたが、パートが変わったことで、同じ山を違う登山道から登るようなイメージがあってとても新鮮な気持ちで演奏することができました。 アリオーソ 過去のクラリネットクワイアー関連の演奏会でアンコール曲として何度か取り上げられ、私も演奏した記憶がありますが、イメージは「クールダウン」。アンコール1曲目は、やはり静かな曲が構成的には良いのかなと改めて感じた次第です。 聖者の行進 こちらはアンコール2曲目の定番曲ですが、私的には初めて見るアレンジで、導入部はゆっくりと、その後スピードUPという形でメリハリのきいた聖者の行進だなと感じました。改めて聖者の行進といえばBBBB。ニューオーリンズジャズの粋なリズムを想い出しつつ演奏を楽しませていただきました。 まとめ コロナ前の2019年の演奏会以来6年ぶりに参加させていただきましたが、指揮者を立てずにスペシャルコンサートマスターの春山俊介氏の合図で演奏を進めるという方法での演奏となりましたが、これはアンサンブル編成の演奏方法の延長上といった感じでわりとスムーズに合わせられた感じがあり、よい意味で勉強になるところも多く、じつに楽しい音楽会のひとときになりました。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 17, 2025 11:10:55 PM
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