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テーマ:吹奏楽(3510)
カテゴリ:吹奏楽
開催日:2026.5.5(月) 14:00開演
場所 :千曲市文化会館 あんずホール(760名収容) GW恒例となっている長野県の吹奏楽伝統校である屋代高校吹奏楽班のOBOG会である奏鳩会のコンサートに行ってきました。 プログラム 第1部 1.コンサートマーチ「虹色の未来へ」 2.ミュージカル「レ・ミゼラブル」より 第2部 特別演奏 ~屋代高校吹奏楽班のみなさんによる演奏~ 3.屋代高校校歌 4.夕映えの丘 5.白雪姫セレクション 6.テンプター 第3部 ~屋代高校吹奏楽班3年生の皆さんと合同演奏~ 7.ANTHEM 「アンセム」~吹奏楽のための 8.銀河鉄道999 ~奏鳩会による演奏~ 9.ディズニーヴィランズ・メドレー 10.タイタニック・メドレー アンコール 11.エルクンバンチェロ レポート コンサートマーチ「虹色の未来へ」 オープニングは、2018年度の全日本吹奏楽コンクールの課題曲より。当時は人気の課題曲で演奏していた団体が多かった記憶がありますが、久しぶりに聴いてみると未来への希望を彷彿とさせるあたたかな調べがとても心地よい楽曲と感じました。余談ながら、この曲はウインズスコア社長の郷間幹男氏による作曲ということもあってか、現在ウインズスコアにてすぐに楽譜を購入できる形となっているので、2018年当時に楽譜を入手していなかったバンドでも容易に演奏することができる楽曲となっています。 ミュージカル「レ・ミゼラブル」より レ・ミゼラブルもいろいろな編曲版がありますが、その中でも今回演奏された森田一浩氏の編曲版は、冒頭のリコーダーアンサンブルという画期的な演奏からはじまって、じつにドラマチックで聴き映えのする構成で、コンクールの自由曲としても度々耳にするところでしたが、おそらく今日のステージで演奏しているメンバーの多くが一度なりと演奏している方が多いと考えられ、そのためか演奏に手慣れた感があり、終盤のピッコロの見せ場ではバンダ演奏を取り入れるなど、円熟の演奏という印象を受けました。 屋代高校校歌 パンフレットの裏面に屋代高校校歌の記載があったので、プログラムには無いがどこかで歌うのだろうな…と予測しておりましたが、2部の始まりでの演奏となりました。余談ながらつい1か月ほど前に、私自身も出身校のOBOGとして現役生の主催するコンサートに出演させていただき、その時に校歌を現役生と一緒に演奏させていただくという機会があったのですが、やはり学生時代の校歌というものは決して忘れることのない格別なものがある訳で、そういった意味では奏鳩会のコンサートで校歌が歌われるということは世代間をつなぐ接着剤のような役割として必須なのだろうと感じた次第です。 夕映えの丘 先週のスーパーコモロウインドオーケストラの演奏会に続いて2回目の拝聴となりましたが、少し影のある寂しげな曲調から明るい明日へとつながる変化がとても心地よく、2026年の課題曲の中では一番好きかなと思えるようになりました。こういう曲ならばコンクールが終わった後もコンサートの1ピースとして長く演奏され続けるかもという予感もありました。 白雪姫セレクション ワンソング~口笛吹いて働こう~歌とほほえみと~ハイホー~小びとのヨーデル~コラール~いつか王子さまが収録されているBRAIN社の販売譜ですが、元祖ディズニー・メドレーと曲がかぶるところがあり、どこか懐かしく聴かせていただきました。7分半という尺も演奏会のメインプログラム級として聴き応えがありました。 テンプター 初めて聴く曲だったので調べてみましたが、それによれば第11回以降のシンフォニックジャズ&ポップスコンテストの課題曲として作曲されたとのことで、「テンプター」とは悪事へ誘惑するものの意、定冠詞"the" が付くと、転じて「悪魔」の意味になり、この曲での「テンプター」のイメージは、藤子不二雄A氏のマンガで描かれるあのセー ルスマンのイケメンホストバージョンといったところでしょうか。とのことですが、いろいろなパートにソロがあり、これまたコンサートを盛り上げる1ピースとして良曲だなという印象を受けました。 ANTHEM 「アンセム」~吹奏楽のための 2010年の初演奏以来、もう何度目の拝聴か…という感じですが、改めて想うのは、何度聴いても心に響く素晴らしい曲だということ。そしてそうなると毎年1回は聴いておきたい曲になってきていることに気づかされたところです。繰り返しになりますが、いわゆるそのバンドでしか演奏することができない門外不出の曲を持っている団体はそう多くはないはずで、さらにこのように毎年その曲を演奏して語り継いでゆくということになると、私の知る限りでは相模原市民吹奏楽団のYours!くらいしかありません。そんなことから、アンセムをまた次回も聴けることを楽しみにしたいと感じました。 銀河鉄道999 劇場版エンディング曲ですが、こちらはロケットミュージック社の販売譜で20人以下でも聴き映えがするように書かれた小編成対応版ということでしたが、それを80名越えの大編成で演奏すると、大ユニゾン感が前面に出て来て、それもまたよいと感じたひとときになりました。 ディズニーヴィランズ・メドレー この曲について私的にはファンティリュージョンの短調バージョンというイメージを抱いていますが、改めてこういう素材に目をつけた鈴木英史氏もなかなかの卓見だなと思うところですが、光と影。光だけでは成り立たない。光は影がなくては輝かないみたいなところもあり、こういった曲の存在意義は大きいと感じずにはいられないところでした。 タイタニック・メドレー 1997年に公開された不朽の名作タイタニックですが、私自身1つの映画を劇場で複数回見ることはほぼない中で、タイタニックだけは劇場で3回見たという想い出の作品であり、その音楽をこのような形で聴けたことが感無量なところでした。 エルクンバンチェロ アンコール曲は、屋代高校の18番とも言うべき曲ですが、控えていた生徒さんたちも合流して、おそらく楽器を持っている全てのメンバー(実行委員長の発表では120名超)がステージに集まり、超大編成での演奏となりました。まさに奏鳩会コンサートという吹奏楽の祭典の締めくくりにふさわしいど迫力のグランドフィナーレになりました。 まとめ 奏鳩会コンサートは、コロナ禍によって2020年~2022年は行われず、2023年は関係者のみ。そして前々回、5年ぶりに一般公開という形で完全復活。今年はその3回目となった訳ですが、出演メンバーを拝見すると幅広い年代の方が参加する一方で令和以降卒業の若い世代の方が増えてきており、屋代高校吹奏楽班の伝統が脈々と引き継がれていることを改めて感じました。
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Last updated
May 5, 2026 08:26:33 PM
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