アイナメは高級魚!
いつだったか、とあるスーパーに行ったときのこと。私はスーパーに行ったとき、魚屋さんのコーナーでどんな魚が売られているのかを見るのが好きで(買って食べるようなことはしないのですが)、黒鯛、メジナなどが置かれているのを見つけると「おおおっ!」と興奮してしまいます。そのときは、1尾だけアイナメが置いてありました。ごく稀ですがアイナメが置いてあることがありますよね。しかし、その値段を見てビックリ!サイズは40cm前後ぐらいでしたが、ななな、なんと、5,500円ほどのお値段がつけられていました。ひええぇぇぇ~!!!黒鯛なんぞ、このサイズでもせいぜい1,000円ですよ。真鯛だって、1,980円とか、そんなもんでしょう。これを見るたびにつくづく「アイナメって高級魚なんだなぁ」と思います。もちろん、食べてもうまいですしね。鯛なんか足元にも及びません。私はもともとは宮城の人間ですが、アイナメ(仙台では「ネウ」って言います)は普通に釣れる何でもない魚という印象しかありません。堤防でアオイソメをつけて垂らしてやればいとも簡単に釣れてしまうんです。ファミリーフィッシングの対象魚と言っても過言ではありません。もちろん、大型は専門に狙わないと釣れませんが、35cmぐらいまでならば堤防のテトラの隙間からアオイソメやソフトルアーを落とし込んでやれば、まず間違いなく釣れる!というぐらい簡単な印象しかありません。アイナメと一緒に釣れてくるのはソイ(ベッコウゾイ=タケノコメバル、ムラソイ、クロソイ)、ドンコなどで、これらも良型がそろいます。しかも、こいつらも高級魚で食感がよく、とくにソイは魚屋さんに並ぶことはまずありません(食べるには釣るしかありません)。仙台の海は本当に魚影が濃かったなぁとしみじみ思います。もし、宮城の海に行くことがあれば、堤防のテトラの隙間へエサをそ~っと落とし込んでやってみてください。思わぬ大物が釣れる?かも知れませんよ!