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2010年10月31日
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花山の道の駅を出て間もなく花山湖が見えてきますが、そこの交差点を左折すると「細倉」に至る道路であります。細倉というと、惜しまれつつ廃線になった鉄道「くりでん」(くりはら田園鉄道)を思い浮かべる方が多いと思います。「くりでん」はかつては三菱系の「細倉鉱山」から産出される資源や鉱山で使われる物資、沿線住民を運ぶ三菱の関連会社「栗原電鉄」でした。
「くりでん」のことはまた後に譲り、まず先に、鉄道跡とともに細倉に残る鉱山遺構「佐野社宅」を訪ねました。
この記事は、画像が多数あります。PCの環境によっては重い場合があります。

DSC_0371
DSC_0371 posted by (C)Traveler Kazu

近代化産業遺産 旧佐野社宅
鉱山の社宅だった木造住宅が、往時の場所に群れを成して保存されています。数あった社宅のうち、ここは幹部の社宅だったようです。鉱山にも駅にも近い、当時としては高級住宅街だったのかな!?
ここは、映画「東京タワー~オカンとボクと、時々オトン~」のロケ地として一躍脚光を浴びました。また、映画「フラガール」のワンシーンもココで撮影されました。
いずれも、ほかの鉱山町を舞台にした映画で、映画の舞台設定そのものは細倉鉱山を対象にしたものではありませんが、往時の雰囲気をそのまま残す細倉がロケ地に選ばれたというわけです。
夕方5時前頃に訪ねたので、映画のイメージそのまま、夕陽を浴びた社宅は哀愁漂う景色でした。

DSC_0374
DSC_0374 posted by (C)Traveler Kazu

内部を拝見することができます。
高度成長期の日本のちょっと上流階級(幹部社宅だからね)の暮らしぶりをよく伺えますし、ほんのちょっと前まで良く見かけた光景や物資が懐かしく拝見できます。

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DSC_0364 posted by (C)Traveler Kazu
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DSC_0365 posted by (C)Traveler Kazu

写真もたくさん展示されていました。
貨車で物資を出荷していた様子(昭和37年)。元日の撮影だそうで、「初荷」の張り紙がしてあるのが粋です。積荷は濃硫酸です。
また、最盛期の鉱山の夜景。景色も都市機能も、「ミニ東京」と称されたとか。

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DSC_0368 posted by (C)Traveler Kazu

商店を再現。これは映画用のオープンセットとして作り変えたようです。
この施設には、往時そのままの建物と、セットとして映画制作会社が建てた建物があります。
花山方面から佐野社宅の駐車場に入ろうとすると、このセットの前を通ります。一瞬、ここはどこだ?と運転しながら錯覚してしまいます。

DSC_0369
DSC_0369 posted by (C)Traveler Kazu


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DSC_0376 posted by (C)Traveler Kazu

「西島炭鉱」のセットが一番奥にひっそりと建っていました。
パンフレットの説明では、細倉鉱山事務所をモデルにしてデザインされたセットのようですが…

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DSC_0377 posted by (C)Traveler Kazu
ハリボテでございましたうっしっし

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DSC_0378 posted by (C)Traveler Kazu

「鉱山長住宅」
社宅街の最も奥に、ひときわ大きい住宅。
映画では「小倉のオトンの家」として使用されたそうです。
撮影に際し、セットとして増築がされているので往時の姿そのままではありません。

DSC_0375
DSC_0375 posted by (C)Traveler Kazu

消火器は現役のものです。この社宅は今も細倉金属鉱業の所有であることが分かります。

この「旧佐野社宅」は細倉鉱山の映画を次世代に伝えていこうと、細倉金属より栗原市に貸与され、地元の方々により保存・整備がされています。ご見学の際には寄付金(100円~)にご協力下さい。

バスJR石越駅より、栗原市民バス(ミヤコーバス)「くりはら田園線」で65分。
車東北道築館より35分、若柳金成より30分。





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最終更新日  2010年10月31日 14時46分35秒
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