|
カテゴリ:秋田県 勝手に観光案内
話題が飛びましたが、順番的には「七曲峠」走行の次となります。
県道275号線(鴻屋梺線:「梺」は羽後交通雄勝線電車の終点だった梺集落のこと)の難所「七曲峠」を登り切った先、しばらくすると右に入る細い道路があります。 道が細いので注意喚起を促す看板が建てられているのですが、これが工夫を凝らした話題性抜群もので、新聞でも紹介されました。 それらがこちら 「ドデンすな」とは「ビックリするな」という意味です 運転中でも路面に蛇が這っているとビックリしますね まだまだあります なんでしょうねこの矢印? 視線をそちらに向けると… 見ちゃったじゃないの なお、写真はすべて停車して撮影しております 熊さんにはかないませんわ。 ちなみに、車両保険が「限定型(エコノミー型)」の場合や、車両保険をつけていない場合は、クマと衝突しても修理は自腹だそうですからくれぐれも御注意下さい…。 (「単独事故」扱い) 最後の看板で、この先の目的地が判明 (県道の曲がり角にも看板ありますが) 「もうびゃっこ」=「もう少し・わずか」 目的地、みはらし荘に到着~ 「みはらし荘」の名の通り、横手盆地の南部・羽後町や湯沢市方向を非常によく眺められるイイ場所です。宿泊施設でして、「五輪坂温泉としとらんど」が予約を受け付け、予約がある日のみ開館するそうです。1泊2食で8640円~(西馬音内盆踊り期間は別料金)。 ※「五輪坂温泉としとらんど」は全然別の場所(西馬音内の北西の丘の上)にあります そして、目玉の眺望がこちら 眺望バーンと効果音付けたくなる程の爽快な眺め! 遠く横手市方面も見晴らせます。 目線を手前に戻すと… 七曲峠のふもと、「デハ3号電車保存庫」がある梺集落。 (電車保存庫は山陰になって見えません) ちなみに、右手が戦国城跡でして、中央の集落を通る道路は今でも「鉤型」(敵の侵入を妨げるクランク状街路)の構造が残っています。 …周囲が広いのに鉤型にしても…とお思いでしょうが、田んぼや沼地では、馬や歩兵は走りにくいから、結局、街道を進軍してくるわけです。 羽後町の中心地で、古くから商業・舟運で栄えた西馬音内。 中央のビルディングが役場、左隣が体育館で、さらに左隣の水色の建物が、この日のドライブの第1目的地で、そばを賞味した「道の駅うご」です。 その奥(東)が、この地域の中心都市である湯沢市市街地。 国道13号(羽州街道)、奥羽本線はあそこを通っています。 手前が低くて広く、奥が高くて狭い市街地の広がり方。扇状地であるのがよ~くわかる 水の利を生かし、古くから酒造が盛んで、現在でも県内の代表的銘柄「両関」「爛漫」、焼酎「そふと新光」はあそこで造られています。 ほかには誰もおらず、登ってくるときにも1台しかすれ違いませんでしたが、湯沢雄勝で「眺め」を優先してピクニック場所を選ぶなら、ここが一番かもしれないです バスはないので、お車のかた行ってみてはいかがでしょう? 五輪坂温泉としとらんど 別館 みはらし荘 秋田県雄勝郡羽後町田代七曲山 冬季は休業 宿泊予約は「五輪坂温泉としとらんど」本館へ。 列車・バスでのアクセス なし 入口の県道にはコミュニティバスが走っていますが、熊出没があるので徒歩での単独行はおすすめしません。湯沢駅から「堀回(梺橋)」まで羽後交通バス西馬音内線を利用した後、タクシー(要事前予約)を利用してください。 お車でのアクセス 羽後町西馬音内より、県道275号七曲峠を登り、頂上のスノーシェッドを抜けて少し進むと、右側に誘導看板があるのでそこを右折してください。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[秋田県 勝手に観光案内] カテゴリの最新記事
|