2018/02/03(土)15:12
大館駅弁「復刻版鶏めし」 今年度の駅弁副将軍&五十年将軍の駅弁を賞味!
「鶏めし」いいますと、東北地方では奥羽本線大館駅の駅弁「鶏めし」が非常に有名です。
当ブログでも、何度もご紹介していますが、「JR東日本駅弁味の陣2017」に出品された
「鶏めし復刻版」
こちらをゲットしました
「駅弁味の陣」期間に販売されて好評で、期間限定でまた販売されております
(2/2 「NEWDAYS秋田中央口」で購入)
「鶏めし」は、戦後間もなくから大館駅で販売されてきたベテランの駅弁ですが、時々により内容や味付けが少しづつ変わっているそうで、今回の復刻版は1987年、国鉄が民営化された直後の頃の鶏めしを復刻となっているそうです。
掛け紙もその頃のデザインのものだそうです。
ちょうどデビューしてまだ日が浅かった銘柄米「あきたこまち」の田んぼをイメージしたイラストが配されております。
東北大陸から。
これは芸が細かい
このキャッチコピーは、1987年頃からしばらく、JR東日本が使っていたコピーです。
今でいるところの「行くぜ!東北」に当たるもの。
ちなみに、赤の空欄には当時「JR東日本」と記されていたはずですが、そこまでは復刻できなかったようですね。
掛け紙を外すと、掌サイズのリーフレットが入っており、この復刻版駅弁の解説とお品書きなどが書かれていました。
当記事の内容も、このリーフレットを参考にしております。
復刻版鶏めしオールスター。
なんと、箸袋とおてふき袋も復刻であります
ちなみに現在(通常版)の箸袋はこちら
中の割り箸も違うみたいですね~
お手拭き袋の裏面。
最近では、コンビニと同じようなウエットティッシュが入っていることが多いですが、紙の袋をピッと開けて、硬めで小さめのウェット紙で手を拭ってから駅弁を食べたものです。
お待ちかねの中身です
お品書きを転記しますと
・鶏めし(そぼろ玉子、栗甘露煮、いんげん)
・鶏肉甘辛煮
・ホタテの甘露煮
・いそあげ(蒲鉾)
・椎茸甘露煮
・がんもどき煮
・なら漬け
・しば漬け
・紅生姜
いまの通常版鶏めしとは、内容がかなり違うスペシャルバージョン。
味のほうも、昔ながらに濃い味付けです。
通常版とはかなり違う内容のおかずの復刻にかなり力を入れたようで、かつ、評判も上々だった模様。
私も、通常版と比較すると、復刻版(昔版)の方がより満足感があって好みです。
もうこの復刻版のまま販売してもらえないかなあ
比較用に、こちらが現在版(通常版)です。
見た目、オシャレにはなっていますね。
ごはんは濃厚な味ですが、おかずは比較的薄味で、これが、内容物以外での「復刻版との大きな違い」かなあ。
この大館駅 復刻版鶏めしですが、あまりの懐かしさと感動で、大々的にご紹介してしまいましたが…
販売期間は明日2月4日までとのこと
秋田県・青森県の販売箇所での販売分は、期間中は全部この「復刻版」になっているようです。
(日頃鶏めしを扱う秋田駅前のスーパーでも、期間中は復刻版のみ販売する旨の掲示があった)
「駅弁屋旨囲門」や「駅弁屋 祭」など遠方の販売分はどうなっているか分かりませんが、もし見つけたら是非買ってみてください。
ちなみに私が買った、日頃から鶏めしの販売数量が多い秋田駅中央改札脇のニューデイズでは、午後でしたがまだ10個強ほどありましたよ。
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