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2024/03/04(月)18:58

リゾートしらかみブナ編成車内探検その3&車窓を肴に酒を満喫♪

乗り物話題いろいろ(319)

この記事で紹介している「ORAHOカウンター」は営業を終了しました 6月6日に実行した「リゾートしらかみ秋田から深浦トンボ返り旅行」の最終回でございます。 この日、めったになく「リゾートしらかみ3号・6号」に充当された、最新型「リゾートしらかみ橅編成(ぶな編成)」に乗っております。 (橅編成は「1号・4号」に運用される日が多い) 使われる車両は、JR秋田支社のリゾート公式サイトで事前にわかります この橅編成には、橅編成にしかない目玉設備が3号車に設けられています。 それがこちら ORAHOカウンター 飲み物、弁当などのほか、沿線の土産品、地場のおつまみ品などを販売する売店があります。これは、いままでのリゾートしらかみ車両にはなかったサービスで、今のところ「橅編成」だけに設置されています。 (他の2編成は、3列分の座席とフリースペースになっている) リゾートしらかみのワゴン販売は3月末で取り止めとなっていますが、この「ORAHOカウンター」での販売だけは継続されています。また、7月からJR東日本の車内販売が更に縮小&営業が新会社に移行していますが、今のところORAHOカウンターについては発表がないので、営業は継続していると思われます。 ※2024-03-04追記 ORAHOカウンターは営業を終了しました 2023年度の冬運行より、「青池編成」「橅編成」の2号車の一角で「無人販売」が実施されています。 無人販売についてはこちら(2024-03-04UP) ワゴン販売では載せきれない数の販売品目の中で一番の目玉は、やはりこれ 地酒のワンショット販売 1枚上の写真の中央左側に、一升瓶が5本逆さまにセットされているのが写っておりますが、五能線沿線(弘前、鰺ヶ沢、八峰、能代)の有名酒蔵の日本酒(常温)が、1杯200~400円で楽しめます 手前右下に、注いでもらったカップを置いてますが、量は居酒屋のグラスの半分程度ですがお値段は半分かそれ以下なので、意外にお手頃な価格です。 居酒屋の「利き酒セット」の1杯分換算と比べたらお安いね (1杯の量が、一般的な「利き酒(飲み比べ)セット」の猪口と同じくらい) 6号でのカウンターの営業は能代付近までとのことだったので、深浦~能代間で3回買い物しました 地場工芸品の展示(販売も?)もあります。 全国的に流行の水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)デザインに思うかもしれませんが、この車両は奥山清行氏(KEN OKUYAMA DESIGN)が内外装を手掛けた車両です。 写真撮影にあたっては、お声がげしたところ販売員の方が隠れて下さいました。 ありがとうございます 1回目の買い物は、日本酒のワンショットを買って、自席に戻ります。 日本酒を何度も買いたい方は、3号車に指定席を取るとカウンターが目の前ですからオススメ 私の席は、うっかり1号車(苦笑) レシートは「秋田列車営業支店」になっておりますね。「こまち」と、橅編成以外の「リゾートしらかみ」の車販も中止となった後で、販売員の方に尋ねたところ、同支店で乗務しているのはもうこの「橅編成」のみだということでした。 (新会社化以降の処遇は未確認) 3回目の記事でご紹介した深浦の「海の駅ふかうら」(道の駅ではない)で買った惣菜を広げ、晩酌スタートです 左から、その記事で一度ご紹介した「イカメンチ(イガメンチ)」、真ん中が「ミズと数の子あえ」、右が「たこめし」 「ミズ」(赤ミズ)は、正式名称「ウワバミソウ」という、沢沿いなど湿気のあるところに自生する山菜で、東京では料亭などでしか出ない珍重品と聞きますが、東北では非常にポピュラーな山菜で、ワラビよりも収穫が容易でクセもなく食べやすい山菜です。買うと両手で握れる束で300~500円。大量にもらえば嬉しいものの、皮を向かないと調理できないのでかなり面倒な山菜でもあります。 リゾートしらかみの車内販売(ORAHOカウンターやふれあい販売)でもこう言った品を売ればいいのにと思うのですがねえ 深浦18:22発車ですが、6月・7月ならしばらくは明るい中を走行します。 地酒を1杯早くも空け、流れゆく夕暮れの車窓を眺めながらののんびりタイム (ビールは深浦駅前の釣具店「マックスマートまたせん」で購入/橅編成ならORAHOカウンターでも購入できます) シートポケットには、JRの方お手製のガイドブックがあり、一部の列車で実施されている「民話語り部」や「三味線演奏」のガイドも載っていました(持ち帰り不可)。 磯浜の風景が続く区間に差し掛かりました。 ちょうど夕暮れ時の絶好のタイミング…のはずですが、なんとあいにく曇り空 夕日は、ゴマ粒みたいなのが一瞬見えただけでした 日暮れがかなり迫ってきたあたりで、酒が切れ、ふたたびORAHOカウンターへ。今度は別の銘柄を1杯購入。そして、ORAHOカウンターの窓側のカウンター席にちょっと腰掛け。 結構いい雰囲気のスペースでした。 ~ここで、お宿ご紹介~ 思い出に残る五能線沿線の宿  ロックウッド・ホテル&スパ あきた白神温泉ホテル 鯵ヶ沢温泉 ホテルグランメール 山海荘 このエリアは宿が少ないので、ご予約はお早めに! 八森を過ぎると列車は海岸線を離れます。もう終点秋田まで海が見えることはありません。 車窓も夜の帳が降りつつあり、海岸線の砂丘の松林のシルエットも闇に包まれつつある時間帯になりました。 まもなく能代駅に停車です。ORAHOカウンターの営業もその辺までということだったので、ある品を目当てに3回目の訪問をしました。 酔っぱらっているのでちょっと歩きづらい(苦笑) 2回目のお買い物の時に購入を予告しておいた(?)ので、すぐお目当ての商品が出てきました それが、秋田地区では入手困難になった、これ #シンカンセンスゴイカタイアイス リゾートしらかみだけど、#シンカンセンスゴクカタイアイス JR東日本の新幹線・特急車内販売から消え去ってしまった「シンカンセンスゴイカタイアイス」こと「スジャータ ハイクオリティアイスクリーム」(レシート品名「めいらくバニラ」)。 他地区では順次、一部新幹線・特急停車駅のNewDaysで販売が始まっているようですが、秋田駅では未だ販売されず(ハーゲンダッツを販売)。 3月改正以降も「のってたのしい列車」の販売内容は変わらないということで、ORAHOカウンターでも販売されていました やはり、スゴクカタイわけで、少しづつ溶かして食べるのが王道ですが、多くの方がTwitterに上げている試してみたかったこの方法で ホットコーヒーの上に載せる おかげさまで、結構速やかにスプーンが刺さる柔らかさになりました ちなみにこのホットコーヒーは6月まで新幹線・特急で販売されていたポットコーヒーとは異なり、カウンターに置かれているサーバーで1杯ずつ抽出されるコーヒーです(安全のためか、少しづつしか出ないので時間がかかる)。水も「白神の水」使用というのがウリです。 「リゾートしらかみ6号」は暗闇の中、10人足らずの乗客(うち1名はアイスクリーム喰らい・笑)を乗せて、終着の秋田駅に向けて本線を疾走しました。 完 次回の記事は、秋田県か岩手県の観光ネタにしようかと思っております。

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