国道46号線を走行途中、休憩ポイントとして「田沢湖駅」に立ち寄りました。
田沢湖駅はJR田沢湖線の駅ですが、同じ線路を走行する「秋田新幹線こまち号」も停まる駅です。





1997年の秋田新幹線開業時に建て替えられた、ガラス張りの駅舎です。
駅長さん以下、JR東日本の社員の方が常駐する直営の駅ですが、駅舎の大部分を地元の観光協会が観光案内所として使っています。
2018年の1日平均乗車人員（降車客含まず）は303人ということです。


列車は、「こまち」の上り1番と下り最終のみ通過し、あとの定期列車はすべて停車します。普通列車は当駅始終着の列車が多いダイヤ設定で、当駅より岩手側へ行く普通列車は1日３～４本しかなく、「こまち街道」となっています。

駅前には広いバス・タクシーロータリーがあります。
さすがは水深国内1位「田沢湖」、じゃらん集計あこがれの温泉地（関東東北）2019年1位「乳頭温泉」、FISフリースタイルスキーワールドカップ開催地「たざわ湖スキー場」、単一源泉湧出量国内1位＆猛烈な酸性の「玉川温泉」といった名だたる著名観光地を抱える（しかも、どれも歩いては行けない距離）駅です。
（オンシーズンの特定日は、八幡平頂上ゆきもあり）
※温泉地別での湧出量1位は別府温泉

また、ロータリーを取り巻くように、土産品店や食堂・カフェなどが軒を連ねております。





大部分が観光案内所「フォレイク」なので、駅施設自体は狭いです。
ちょうど、下り「こまち」のE6系が入線してきました。
出札周りは、「みどりの窓口」が1窓と、「指定席券売機」「近距離券売機」が各1機。
改札口は現在は1通路です。
自動改札機が設置されているように見えますが、あれは「モバイルSuica特急券」の専用改札機で、きっぷの改札は有人となっています。





JR東日本の車内販売が大幅に縮小されて物議を醸していますが、田沢湖駅にも売店がありますのでご安心ください。
NewDaysの小型版の「NewDaysKIOSK」。EKI na CAFE（コンビニコーヒー）のマシンも設置されていました。
ただし、営業時間は8時～17時10分までとのこと。朝早く・夕方以降の「こまち」に乗る場合は、気を付けないといけません。
17時10分以降の場合、歩いて5～10分にスーパーが2軒あります。





トイレの前に貼ってあった観光ポスター。
左のポスターは、田沢湖北岸の「御座石神社」です。

右のポスターは、SNSで評判だという県の観光ポスターですね。
おっとり姿ですが、れっきとした「男鹿のなまはげ」です。
Any bad kids?
…悪い子はいねがあ～…か！

～あこがれの温泉も、強酸性の温泉もまとめて～ JR田沢湖駅から行く温泉宿
乳頭温泉郷　大釜温泉	日本の山岳温泉リゾート　新玉川温泉
休暇村　乳頭温泉郷	孫六温泉

新玉川温泉は、冬期間は路線バスでしか行けません（自家用車不可）。
路線バスも最終便は田沢湖駅お昼12:35発！時間に余裕をもって！