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カテゴリ:駅・ターミナル探訪
ちょっと日が空いてしまいましたが、神奈川県海老名市「海老名駅」へ行った時の様子です。
地方からの旅行者は、この街に用事がなければなかなか行かないところでしょう。 ぶらぶら日:2020年2月17日 自由通路を通って西口方面に出てきました。 海老名駅には小田急線小田原線、相鉄本線とJR相模線が乗り入れていますが、小田急・相鉄の駅の西口とJRの駅との間はおよそ150m離れています。そして、JRは民営化の直前までは駅がなく、「通っているだけ」だったそうです。 たいてい、駅の東西or南北が異様に離れている場合は、留置線や操車場の撤去跡だったりしますが、ここ海老名駅の場合はそういう訳ではなく、単に、国鉄の線路の近くに私鉄の駅が設置されたものです。 なお、google mapで「海老名駅」と検索すると、ポイントはJR駅、画像は相鉄の改札口が表示されます(2020-07時点)。 ペデストリアンデッキよりJRの駅を見ました。 JRの海老名駅の入口です。 出入口はペデストリアンデッキに面した1ヵ所のみ、ホームは4両編成対応・1面2線の規模は小さい駅です。 開業から30年ほどの比較的新しい駅ですが、改装は行われ、装いは一新しているようです。 ちょうど、列車が入ってきました。 4両編成のミニ編成。JRになってから電化されたので、国鉄海老名駅が開業した当時はディーゼルカーが排煙を上げて走るローカル線でした。 JR側の駅前も整備が進んで、きれいになっていますが、東口(私鉄側)よりはずっと閑静です。 次回、西口の街をちょっと見てみましょう。。。 ところで・・・ 私鉄の駅とJRの駅との間に、小田急小田原線でも相鉄本線でもなく、JR相模線でもない単線の線路が1本通っています。ホームはありません。 これは、相鉄厚木線という相鉄の貨物線の線路だそうです。開業当初は旅客営業をしていたそうですが、Wikipediaによると、現在の海老名駅が開業した1941年以来、この線路では一般の旅客営業をしていないそうです(イベント列車は走ったことがある)。 この貨物線の終点は「厚木駅」(厚木操車場)で、そこでJR厚木駅と線路がつながり、貨物の受け渡しが行われたそうです。もっとも、現在では貨物列車はなくなり、ここを走るのは、厚木駅のヤード跡に整備された留置線に出入りする回送列車のみだということです。 続いて、デッキをそのまま歩いて西口の地上へ降りてみました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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