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カテゴリ:青森県 勝手に観光案内
発荷峠(前回)から車を進め、休屋はスルー、宇樽部(うたるべ)もスルーして
十和田湖 子ノ口(ねのくち)で車を停めました。 広めの無料駐車場があります。休屋からは車で10分ほどかかります。 …瞰湖台(休屋近くの旧道沿いにある眺望スポット)は見に行けば良かったな… 小雨混じりの生憎の天気でしたが、静かな湖面は鏡面からわずかに波打つ程度。 桟橋があります。 ここは、子ノ口港といって、休屋港とともに、内水(湖沼)ながら国の地方港湾に指定されているそうです。 ちなみに、内水に地方港湾があるのは、Wikipediaによると十和田湖の休屋港と子ノ口港、猪苗代湖の翁島港と湖南港、霞ケ浦の土浦港、利根川沿岸の潮来港、軽野港、琵琶湖の大津港、長浜港、彦根港、竹生島港、宇治川の伏見港(港湾機能は喪失)のみということです。 遊覧船のチケット売り場。 十和田湖には大型の遊覧船が就航していて、休屋港を出港し中湖を周遊して休屋港に帰港する周遊航路「おぐら・中山半島めぐり」と、休屋港と子ノ口港とを結ぶ「休屋・子ノ口航路」とがあり、この船着き場には後者の便が寄港します。 路線バスで十和田湖にお越しの方は、休屋~子ノ口間の往復どちらかを遊覧船にすると、旅の彩りが増すでしょう マイカーでお越しの方は、休屋に駐車して周遊航路への乗船がおすすめとのことです。 天気憎し。 7月上旬でした。コロナの影響でお客さんの数は少なかったですが、子ノ口は近年爆発的人気のスポット「奥入瀬渓流」の(下流側から遡ると)終点なので、休屋に比べたらまだ人影があったかな? 子ノ口港から見た、十和田湖唯一の流出口=奥入瀬川です。 十和田湖の湖水はここからだけ流れ出します。ちょっと先に水門がありますが、その先10数kmの区間が、名瀑・景勝が連続する「奥入瀬渓流」です。 (後日紹介) 子ノ口にも土産品店・食堂が数軒あります。例年ですと、観光客で賑わっているはずですが、2020年の夏はコロナ禍の遠出自粛の影響で閑散…。客待ちのタクシーも手持無沙汰。 それでも1軒の土産品店は店を開けていました。 この土産品店の並びに、子ノ口のバス停があります。 バスは青森市か八戸市からやってきて、奥入瀬渓流を通過し、ここ子ノ口を経て休屋まで。 バスは奥入瀬渓流の区間にもバス停がありますから、ここ子ノ口は奥入瀬渓流散策の駐車場のひとつとしても機能しています。 (ここに駐車して、バスでお好みのスポットへ向かう) そのJRバスのバス停ですが、国鉄バス時代を踏襲して、連絡乗車券は発売していないものの現在も一応「駅」の体裁を保っています。 「子ノ口駅」に入ってみました。 十和田八幡平国立公園 十和田湖遊覧船 子ノ口港 青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔子の口 列車・バスでのアクセス 2日間有効の「青森・八戸・十和田湖フリーきっぷ」が便利とのこと! 青森駅前JRバスきっぷうりば、八戸駅改札外NewDays、十和田湖駅、コンビニのマルチ端末で発売 JR青森駅前より、JRバス東北十和田北線「みずうみ号」に乗車し、2時間53分 JR八戸駅西口より、JRバス東北十和田北線「おいらせ号」に乗車し、2時間 いずれも「子ノ口」下車。 十和田湖(休屋)からは、「みずうみ号」または「おいらせ号」に乗車し、15分です。 マイカーでのアクセス 東北自動車道・八戸自動車道方面からは、八戸JCTでE4A百石道路・第2みちのく有料道路に入り、8下田百石インターチェンジで流出、国道45号・102号経由で1時間20分ほど。 途中、奥入瀬渓流を通過するため、ハイシーズンには渋滞や交通規制が見込まれます。奥入瀬渓流の手前から迂回して、子ノ口の6kmほど北側の湖岸に出るバイパスがあります。 東北ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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